「ばら」…「美しいものにはトゲがある」
バラが咲き乱れる季節になりました。
「美しいものにはトゲがある」
バラの美しさとバラの持つトゲを表現したことわざです。
バラの「美しさ」ばかりに目を向けていると、自分にとってのマイナス面であるトゲを見落とす可能性があるということです。
世の中の多くはプラスとマイナス、それぞれの面を持っています。
そして、多くの場合、その捉え方は、自分にとっての相手のプラス面とマイナス面です。その中でもマイナス面ばかりが気になることが多いのではないでしょうか。
自分の価値観ではなく、客観的にみていかないと、そのものの本質はなかなかみえてきません。
さて、バラはなぜとげがあるのでしょう?
刺々しいと感じる人の多くが、本当は弱い面を持っています。
その部分を悟られたくないから、「トゲ」で身を守っているのです。
でも、誰もが本当の自分を誰かに解ってほしい心の底では思っています。
「美しいものにはトゲがある」と思いこまないで、相手を理解する力を身につけたいものですね。
