既にご存じの方も多いとは思いますが、まだご存じない方のために、記事にいたします。
昨日の朝、（僕にとっては）とんでもなく、そしてありがたいニュースが飛び込んできました。
イギリスの日刊紙
ガーディアン
のWEB上で、バズビー氏とバズビーサプリ、そしてRYANのことが記事として報道されたのです。
Post-Fukushima 'anti-radiation' pills condemned by scientists（21 November 2011 16.59 GMT）
更には、あのフォーブスのWeb版においても、ガーディアン紙の記事が取り上げられました。
Chris Busby and the Expensive Anti-Radiation Vitamins for Fukushima （2011/11/22 10:45 AM）
その前の晩「粘土サプリ」に関する記事を遅くまで書いていたため、昨日は寝不足で頭が回りませんでした。
ただでさえ、英語を読み解くには時間がかかるのですが、そんな体調で英文読解を始めたら眠ってしまう･･･
すると、お昼過ぎにはプロの翻訳家の方がざっくりと翻訳して下さいました。
大変助かったとともに、皆さんにも読んで頂こうと、togetterにまとめました。
英：ガーディアン紙による「バズビー氏とバズビーサプリ」に関する報道
突っ込むべき箇所は多いのですが、僕が特に気になった箇所が２箇所。
1.バズビー氏によると･･･
商品や試験の売上金は James Ryan の設立した CBFCF に行っており、自分はこの団体と無関係だと主張。
「向こうが電話してきて名前を使わせてほしいと言ったのでOKしただけ」
2.Ryanに質問したところ･･･
商品や試験がなぜこれほど高価なのかという同紙からの問いに対し回答はない。
商品の効能の証拠も求めたがいっさい示されていない。ただ、
「4u-Detoxの売上げはすべて福島や日本全国の子どもたちに行っている。
我々は日本の子どもたちに多額を寄付している」
･･･これまで、バズビー氏に対しての評論は極力避けてきました。
以前にも書いたとおり、僕はバズビー氏の主張にはまったく興味がなく、何を仰っているのか聞きたいと思ったことがないからです。
しかし、この回答だけを見ると、
あまりに無責任すぎる
と言わざるを得ません。
これまでたびたび、バズビーサプリ（Formura1）のリスクについて記事にしてきましたが、そのような（効果が不明で別のリスクがある）サプリメントを飲むよう動画で宣伝しているにも関わらず、記者から突っ込まれたら、
CBFCFとは無関係だ
と放り投げる･･･
なんじゃそりゃ！(＃｀Д´)凸
結果的に Ryan の金儲けの手助けをしている訳じゃないですか！？
子を思う親心につけ込んで金儲けをしようと考えている輩ですよ！！
で、当の Ryan もサプリの金額や効能に関する質問には一切答えない。
しかし売り上げは全額寄付している、と。
ウソつくなや、ゴラァ！(＃｀Д´)凸
前にも書いたとおり、Ryanが関わる団体で、ＮＰＯ法人認可されているものは確認出来ていません。
アンリ・デュナン子供基金しかり、バズビー基金しかり。
しかも海外にある 4u-detox の日本法人登記も見当たらず、公正な第三者による会計監査が一切されていない状況で、そんな綺麗事を言われても
「あぁ、そうですか。」
なんて言えるわけ、ないじゃないですか。
4u-detox は Paypal による支払いのみのようなので銀行口座を開く必要もないし、匿名性は更に高いわけです。
この記事を執筆した記者は、この取材について彼のブログにて記事にしているようです。
Christopher Busby's wild claims hurt green movement and Green party
これについて、Kumicitさん（@Kumicit）と片瀬さん(@kumikokatase)が、それぞれご自身のブログにて紹介して下さっています。
ウェールズ人も似たようなものだという気がしてくる / 忘却からの帰還 @Kumicit
バズビー博士の主張について / warblerの日記 @kumikokatase
･･･まぁ、バズビー氏を信奉されている方からすれば、この記者の言うことの方が信用できないんでしょうね。
でも、なんとなーくなんですが、バズビーサプリを購入されている方って、そう多くないような気がするんですよねー。
いや、なんとなーくですよ、なんとなーく。
どうやら Ryan は、自分が関与しているドメインから自分の痕跡を消そうと、コソコソ動いているようです。
でももう遅いよ･･･？
とっくに裏は取ってるんだから。
証拠を揃え、しかるべき機関に徹底的に調査して貰いますからね！σ(ﾟｰ^*)