クラッカーによるPSN情報漏洩について考える。 | ふぇっくそはGK

クラッカーによるPSN情報漏洩について考える。

プレイステーションネットワーク(以下PSN)が
クラッカー(ハッカーの悪い奴)によるサーバー攻撃
17日から19日にかけて受け、
PSNのサーバーを停止したこの問題。

“PlayStation Network” 障害・メンテナンス情報


状況把握を行ったため27日に7700万アカウントの
個人情報が漏洩した可能性があると発表されました。

個人情報が漏洩したと確認できたのは
情報の改ざんが行われた痕跡が発見されたとの事。

クレジットカードなどの情報は
盗まれた痕跡が無く、盗まれていないと断言できない
というレベルのものです。
SONYはあくまで可能性の事を言っているだけで
必ずしも7700万のアカウント丸ごと
クレジットカード情報をすべて根こそぎ盗まれたとは
言っていません。あくまで可能性なのです。

ですが、安心していいとう訳ではありません。
PSNを利用してる私たちはまずやるべき事は、

PSNが繋がったらまずパスワードを変更することです。

7700万件かもしくは数万件の情報が漏洩したのか、
自分の情報が漏れたのか把握できません。
ですので必ずパスワードは変更しましょう。

クレジットカードについては自分の取引で購入されていない支払いがなされた場合、
慌てずクレジットカード会社に問い合わせましょう。
身に覚えの無い支払いは支払う義務はありませんし
クレジットカード会社が無理やり支払えという事は言いません。必ずクレジットカード会社にその経緯を話しましょう。
クレジット番号を変更する時も今回のPSN個人情報漏洩によるものだと問い合わせたら無料で番号を変更してくれるそうです。

今回の事件、ハッカー集団アノニマスが関与している
のではないかとも言われています。
必ず理解してほしい事は、
PSNの漏洩はSONYのミスにより
情報が流れたのではないという事です。
意図的な第三者によるサーバー攻撃だというい事です。

クラッカーにサーバー攻撃をされる穴があったから
SONYが悪いとも言う方もいらっしゃいますが、
この問題はかなりイタチゴッコな部分もあり、
必ずしも安全なセキュリティーは無いと言うことです。

現状はこのシステムは破られていないとしても
数年後にはそのシステムを掻い潜る技術が考案されている可能性もあり、一度破られないと防ぎ様が無いとも考えられます。

今回のPSN個人情報漏洩事件で犯人が捕まれば
尚良い結果でしょう。
そうなる事を願うばかりです。

今回のPSNの対応は良かったと私は思います。
安全を優先してPSNを停止し、可能性であれど
情報が漏洩したと発表した事に敬意を表します。

情報が錯綜していないだけで漏洩したことを
隠している企業のほうがよっぽど信頼は無いと思うのです。