はいさい、まーちゃんです


昨日の夜中・・・
まぁ、正確には今日の午前2時頃、


そして朝起きてすぐ、
朝9時頃
自宅作業部屋にある本棚から


わんはなぜだかこの本に吸い寄せられて

そして手にとっていたわけさ

そしてパラパラとその本をめくり

夜中と朝にむさぼるように読んでいた





去年、ガンで入院する前に真っ先に買った
チャップリンの本


まぁ、正確には
「チャップリンとヒトラー」
の本



入院中
テレビや新聞やラジオ、ネットなんてものは一切観ず


外の情報を遮断して



色んな本を読んだ



色んな情報をシャットアウトして

わんがどんなネタをつくりあげるのか?
興味があって


ひたすらその“ぜいたくな時間”を利用し


抗がん剤の副作用の合間に
いや、副作用の合間も
ひたすらネタを書き続けた



正直、入院している間は
その日が何月何日なのかも気にせず
世の中でどんなことが起きていようと
関係のない生活を送ってたわけさ


まさに“ぜいたくな時間”であり
生きるってことと、その時できることしか
やれない生活




だからとにかく読みたい本や
聞きたい落語のCD
なんかを病室に持ち込んで
ひたすらそれと向きあってた




このチャップリンの本は
入院前に真っ先に買った本で
真っ先に読んだ本




チャップリンの名作「独裁者」が生まれた背景
そしてその時のチャップリンの生き方を

そしてチャップリン誕生の4日後に生まれた
ヒトラーの生き方を

対比しながら
丁寧にレポートした作品


これを読んですぐに
映画「独裁者」のDVDを借りてきてもらって

病室でちゃんと見直した


あの時の病室の状況で
あの時のわんの体の状態で

観た「独裁者」は・・・

ヤバかった!
一生忘れない!

完全にやられた!


それまで
チャップリンの凄さに
本当の凄さに気づいてなかった自分が
知らなかった自分が
恥ずかしかったし

その時、世の中の色んなものを遮断して
「独裁者」という作品とだけに向き合わせてくれた
ガンに感謝したしや(笑)



色んなものが
わんの中に“染みて”きてさ

とにかくヤバかった




しかも、その「独裁者」を
病室でかぶりつきながら観た日



なんとなくカレンダーを見たら・・・


8月15日だったわけさ
戦後70年目の8月15日だったわけよ



だから何!って言われればそれまでだけど


わんの中では完全に
“吸い寄せられた”と思ってる







んで今日、2016年4月16日


もちろん、
お笑い米軍基地の制作期間に突入してることもあり


夜中と朝、自宅の本棚を眺めていたら


自然とこの本を取っていたわけよ



読み進めなが、あの時の感情を思い出していて


ふとした時に
「まさか!?」


って思ったわけさ



そして最初のほうのページに記載されてあった

チャップリンの誕生日の日付をみて
心臓がドキン!と
バチン!と、ズドーンと
ゆさぶられ、撃ち抜かれたっ



1889年4月16日
チャールズ・スペンサー・チャップリン

ロンドン南部のケニントンと呼ばれる界隈(かいわい)で誕生





ヤバい
また吸い寄せられた!(笑)




だから何よ!なんて言う奴は
この際、放っておく




わんの思い込みでも
単なる偶然でも
なんでもいい




偉大なる喜劇王が
わんに何かを言おうとしてる!

と思い込んだほうが100倍いいに決まってる!



人間なんて思い込みやさ




入院してた時から
やるべきこととか
やらなきゃいけないことは


もうわかってる!

「独裁者」を観たあの日から
もうわかってる!

そして色んなものが始まっている!




あとは
その“指す方”へ!


三流ローカル芸人なりに
這いつくばって進むだけっ



今年の新作公演で
ちょっとでもそれが証明できればっ


ただそれだけ





でも
この本を再び手に取ったのが
ヒトラーの誕生日じゃなくて
マジ良かったやっさ(笑)