今朝、父は母の夢を見たそうです。
母の亡骸を通院していた病院の先生が「解剖したい」
と言ってきて、解剖させまいとしていた夢だそうです。
父がこんな夢を見たのには納得です。
私たち家族にとって母の病状は他の癌患者さんと比べて
ちょっと違うものに思えました。
皮膚にできた謎の発赤、癌の進行の異様な早さなど、
何にも説明がありませんでしたし。
父も気にしていたのでしょう。
今日、父がふとこんなことを私に言いました。
「これからはお姉ちゃん(私の家族からの呼ばれ方)は
自分の人生を歩みなさい」
父は母に付きっ切りで看病していた私の将来を
心配していたのです。
母の看病にはあまり協力的ではありませんでしたが、
やっぱり父も親でした。
父は私より熱心に母に手を合わせています。
そんな素振りは見せなかったけど、
父は母のことが大好きだったみたいです。