息子の退学が決まりました。
この事はまだ心の整理が出来ていないので、
もう少ししてから書こうと思います。
夫とは別居して9年になります。
夫が浮気した訳でも無く、
私が浪費した訳でも無く、
普通の夫婦だった私たちが別居に至ったのは
やはり、息子が自閉症だったからじゃないか?
と思っています。
子供の退学が決まり、
9年間、会っていなかった夫に連絡を取りました。
夫は一緒に学校に来てくれると言ってくれました。
9年間、数回のメールのやり取りだけで、
話す事も、会う事もなっかった夫。
白くなった髪の毛に、
沢山の時間が流れたんだと感じました。
そして、一気に時間が戻ったように、
仲の良かった私たちが、
不仲になりはじめた頃の事が次から次へと
フラッシュバックしました。
あー!こんなに時間が経ったのに…まだツライ…。
子供の育て難さ……
子育ては、どんなお子さんでも大変です。
けれど、ウチの子は発達障害を持って産まれました。
私達はその事にずっと気づけなかった。
発達障害児の育児は他の子に比べてやはり大変だったように思います。
私達は自分の息子が発達障害かも知れないという事を、
小4まで知らずにいました。
でも夫は、子育ては誰でも大変。ただの私のわがままだと、
親としての努力が足りないからだと思っていたようです。
どうしてウチの子は、よその子のように上手くいかないのだろう?
どうしてウチの妻は楽しんで子育てが出来ないんだろう?
子育てが大変なのは当たり前、ぶつぶつ文句ばかり言うな!
こんな子に育つのは親のしつけが悪いから。
勉強が出来ないのは、怠けて勉強しないから。
夫はこんな風に思っていたようです。
子育てを私に丸投げして…
私が親としてダメだったんじゃない。
本当に大変だったんだ!
子供もダメな子なんかじゃ無かったんだ!
発達障害だったからだった。
夫は9年間自閉症について少しは調べてくれたのだろうか?
「退学になってしまったのは仕方ないけれど、
これからの事をよく考えてな!」と息子に言っていました。
子供を知る機会を夫から奪った私に、
もう夫を責める資格はありません。
「チャンと卒業させられなくてスミマセン」
とだけ言って別れた。
こんなに冷静に話せるようになっていました。
沢山の時間が流れたんだな…
年、、、取ったな、、、お互い、、、。
と思いました。