息子が、やっとの事で高校を卒業した。
子供を産んだ時、ここまでがこんなに過酷な道のりだと思わなかった。
子供なんて、おっぱい飲んで泣いて、寝て。
幼稚園は、最初は母子分離不安で泣いても、
そのうち慣れちゃって普通に通えるようになって、そのまま卒園。
小学校も友達100人作って楽しく卒業!
エスカレーターで地元の中学に通って、部活に熱中しながら卒業。
高校も最低ランクでいいからまぁ行けないって事も無いでしょう?
なんて思ってた。
これが、私が思ってた普通。。。
思い返せば、ぜ―――――んぶ違ったけどね(笑)
こんな簡単じゃないにしても、
ウチの子もほぼこんな道を辿るのだとナメてかかってた。
でも実際は、本当に本当に過酷だった。
色々普通と違った我が子が最後に卒業したのは
単位制の高校だった。
卒業式で見た卒業生の保護者の皆さん。
みんな、声を殺して涙を拭いていらした。
皆、私と同じ、、、
嫌、きっともっと大変な想いをされながらここまで来られたのだろうな、、
戦友だな、、、と思った。
私は自分の体調不良でこのホテルのこの美しい絨毯に吐いてはいけないと、
必死で耐えていたので、涙どころでは無かったけど、
いつもは、息子に「良く頑張ったね!」って涙が溢れてくる。
でも今回の卒業式は「頑張ったね!私」って思った。
だから涙が出なかったのかな?って思った。
一週間前、息子がウイルス性の胃腸炎にかかっていました。
この日の息子は絶好調で卒業!
となりましたが、
今度は私が胃腸炎でした。
お式は卒業証書授与だけ見て、途中退場してしまいました。
だって~、あそこでリバースしたら、、、
チョッとしたテロリストですって~(笑)
最後の最後まで、過酷です我が家の子育て。