●宗教と哲学って親類ですよね。どっちもライフスタイルみたいなもんで。宗教は思想っていうより生き方だなって思ったのは高校時代にイスラム教をちょろっと倫理で触ってからです。私は神様は名前を変えた希望だと思っているので、神様がそれぞれ違うとは思ってません。根源は同じで民族性によって異なった文化の一つともいえますよね。それぞれの辛い歴史の中で、明日を生き抜くための勇気とかをどこから得るのかとなると今生きているこの世界に存在しているものはいつか消えてなくなるものなのでそうすると概念になってくる。それが伝統になって、宗教になった・・・・のではないかな~~~と。
日本人ほど宗教性の薄い国はあまりないと思いますが、宗教戦争が起きないだけ幸せ、と言う人も居ます。でも宗教がらみじゃなくても結局戦争は起きてるのでそれはいいともいえない。ただ、色んなものをちゃんぽんにしている、良い意味でいえば、個人的な考えに沿って言えば一番原始的な形に近いんじゃないかな。八百万の神。万物に神が宿る、それぞれに神がいるともいえるけど、唯一神的にいえば万物は神が創りしものだからそれぞれに神の名残というか力がある。そうするとなんか宗教ってとってもシンプル。
宗教も一つの文化としてみると文化が形成されるからには伝統がある。伝統っていうのはつまり決まりごとでもあるからその決まりごとの差を統合できるかどうかで戦争になってしまうのでしょうか。伝統、文化は民族の誇りでもあるから守りたい。だからぶつかるんですかね。弱い人間なのに、神様を信じれないから自分はコンニャクみたいなんじゃないかな、とカトリックの大学に通っててたまにそう思います。クリスチャンの子もいますからね。あと仏教徒さんもいますし。いかにも日本人的な都合のいい人も居ますが、マジメな人、敬虔な信者もいます。たまにそこまでやるんだ、とショックを受けることがありますが、あるいみそういう概念を常に確立して(この表現大変微妙だ・・)いるとすごいな、と思わせてくれます。常に神を意識して神様という理想を目指して自己を高め続けるという。自己を高めるっていう範囲では見習いたいくらいです。
◇harajuku絵本・えほんmuse 11/30「11月、哲学の夜」
哲学絵本と題して何かを考えさせてくれる、気づかせてくれる絵本を厳選して特集で紹介しています。
えほんmuseさんで紹介されていた絵本のうち、私が大好きな本があります。
- ミシェル レミュー, Lemieux Mich`ele, 森 絵都
- 永い夜
下北沢のトリウッドでアニメーション をみて大変感銘を受けた話です。blogでも何回もとりあげてきました。
この絵本を見ると、たむらしげるさんの「ファンタスマゴリア」とますむらひろしさんの「アタゴオル」を思い出します。
- バンダイビジュアル
- a piece of PHANTASMAGORIA【劇場版】
- ますむら ひろし
- アタゴオルは猫の森 1 (1)
◇RayRain-哲学絵本と霊的会話- 絵も言葉もとても印象にのこります。
自分が物思いにふけるとき、真剣に追い込まれたときに聴く曲はACOさん。
- ACO, 河野伸
- ハートを燃やして
- ACO, 砂原良徳, Kate Bush, Adrian Sherwood, Skip McDonald
- 4月のヒーロー
- ACO, 河野伸, 山下秀樹, Adrian Sherwood, Skip McDonald
- 星ノクズ
「ハートを燃やして」は相当煮詰まるとCDで実際にかけるか、脳内でエンドレスリピートします。「ひとつのくもり」っていう曲のサビでどうしようもなく泣きたくなります。ACOさんの歌は独特の浮遊感みたいなのがあるように思います。ぱっとすぐには思いつかないですがよくよく考えると一番好きなミュージシャンだと思います。