- バップ
- キューティーハニー
佐藤江利子ご本人の日記>>>サトエリのホムピー
●昨日はキューティーハニーだったけど、今日は窪塚洋介と小雪さんが主演の「Laundry」を観ました。ノベライズを読んだことがあったのですが、映像だと音楽や生命のある「人」が演じているので、微妙な感情の変化が目とか表情とかでよく表現されていて、よく分からないけれど、泣きっぱなしでした。泣いて鼻水が・・・・(笑)私はこの映画の窪塚君が一番好きで、本当にテルみたいに「良い加減」で人と付き合える、何も言わないけれどそこに優しさがある、眼差しがある、見ていてくれる、というような人間なんだろうなというのを勝手に思い込んでしまって、そのイメージは今でも持っていると思います。前よりもなんだか危なっかしい人になってしまったような気がしますが、人間の根本的なものって変らないらしいので、そんな人だったらいいなぁ、と思います。直接会える人でもないだろうから本当のことは分からないですけれども。
日常を描くというのは大変ドラマにしやすいようで難しいと思うんです。平坦だから、飽きさせない工夫をしなくちゃいけないらしいですね。この映画も日常の一部分を切り取ったような穏やかな物語です。ほんとうに何気ないことが描かれているのですが、その何気ないものの中でも何かに反応して、感動したり、起こったり、泣いたり、笑ったりしていて、自分の感覚のほうが結構鈍いんだなぁと思いました。当たり前を当たり前と思うのはいけないと思っているんだけど、結局当たり前になってしまう自分が居て、そんな自分が嫌だなぁと思います。
- メディアファクトリーLaundry
- コインランドリーって今では殆ど見かけなくなりました。鎌倉には確か表にあるので一件、逗子にも噂ではまだ残っている??らしいです。私は偶然の出会いとか、その場所だけのお知り合い、お付き合いというのも結構好きです。本当に始めてあった人同士がその時限りでなんとなくお話できるという雰囲気も好きですし、何度もそこで会って、その場所ではお友達、みたいな関係も大好きです。知らない人でも何気なく会話が切り出せる人が大好きです。だから、小さい画廊や、小さいお店に行くのが好き。小さいお店は結構常連さんとして顔を覚えてもらえるし、常連さん同士でお話したりもできるからです。小さい画廊で個展を開いている人に話しかけるのも好きです。凄く短い間の会話だけでも、その出会いが何かのきっかけになったりしますよね。そういう出会いやそういう人たちをとても大切にしたいと思います。
●ジブリの新作は「ゲド戦記」だそうですね。もう公式サイト がオープンしていて、公開は来年の7月の予定だそうです。監督は宮崎駿さんのご長男の宮崎吾朗さんで、元ジブリ美術館の館長さん。ここにきて、ファンタジーの古典的な作品を題材にするというのも挑戦という感じで凄いですね。初監督作品がこんなに大きな作品なんて凄いなぁと思います。
今日、児童文学の授業で『千と千尋の神隠し』をファンタジー文学のアニメ版として取り上げました。古典的な構造とモティーフが遣われているので、最近の若者にも分かりやすい現役としても観てきた作品を例に「水」のモティーフについての話を主にしていました。