●月と引力の話は何度聞いても興味深い話です。人間の情緒が潮の満ち干き(というよりは月の満ち欠け)と関係しているというのは本当だと思います。自然て凄いですね~
現在、カレンダーは太陽暦を使っていますが、太陰暦のほうが周期が合うのだとか。
●なんでしたっけねー、確かマンガでこのネタを題材にした話、ありませんでしたっけ?少女マンガで。。うーん・・・多分、確か、望月花梨さんのマンガだった気がします。あ、ああ!思い出しましたー『裸足めぐり 』 の単行本に収録されている「ピュアホワイト」です。この方のマンガは面白い。視点が一捻りあるなっていう感じでユーモアのセンスがある方だと思う。あと、少女マンガの枷ともいうべき「綺麗なもの」をなるべく排除してみるというような意図が感じられる部分もある。醜さとか残酷さとか、そういう隠したいところを敢えて描き出すという、・・・とっても不思議な人です。重たいテーマをさらっと描いてはいるけれど、強烈なインパクトを残すシーンや台詞が配置されていて、なんだか少女マンガを読んだという感覚よりも、どことなく「怖さ」という形で脳裏に残るマンガを描く、それが望月先生の作品の印象です。
●望月花梨さんは、デビューから知っていたわけではなくて、どれから先に買って、どれを持っていたかも忘れてしまったのですが『裸足めぐり』『笑えない理由』『Wの庭園―ウォーターガーデン』『純粋培養閲覧図』『スイッチ』『鍵―かぎ』などが記憶に残ってます。望月先生は人名の選び方もかなり独特だし、さりげなく性差とかジェンダー要素を絡めたりもしている。思春期真っ盛りに読んだこともあって結構自分のことのように共感したり、それこそ自分の体験や感情とダブることもあったような・・。