金曜日、仕事終わりにたまに美術館に行きます。昨日は国立新美術館のルートヴィヒ美術館展 の展示を観に行きました。
ルートヴィヒ美術館はケルン市が運営する美術館で、市民のコレクターたちによる寄贈を軸に形成されてきました。
ルートヴィヒ夫妻が主に貴重な作品を寄贈したようです。
絵画ではピカソからアンディ・ウォーホル、写真ではマン・レイの作品もありました。
バラエティーに富んだ作品のコレクションで、最初から最後まで作品鑑賞を楽しめました。
今回は、ドイツの劇作家であるハインリヒ・フォン・クライストの言葉を紹介します。
Unsere äußeren Schicksale interessieren die Menschen, die inneren nur den Freund.
人間は表面的な運命には興味を持つが、内面に興味を持つのは友だけだ。
人間は表面的な運命には興味を持つが、内面に興味を持つのは友だけだ。
この名言を見て、なるほど、と思いました。
ブラックな話になりますが、友人だと思っていても人の表面的なことにしか関心を持ってこない人が世の中にはいます。
知り合いは多いほうが楽しいこともあるのですが、プライベートな話や悩み事は、ここでいう友のような、本当に信頼できる友人にするほうがいいなと思いました。
今回のアート作品もそうですが、ドイツの芸術作品は、ものすごくどっしりとした確固たる何かがあるように思います。
ドイツの作家の小説は読んだことがないので、クライストの書いた本を読んでみようと思います。
ルートヴィヒ展のお土産コーナーで、ドイツで人気のコーヒー豆を購入しました。
コクがあるのにスッキリしていて美味しかったです。このコーヒーを飲みながら、本を読みたいです。