今更どうってことないものなんです
5年前のちょうど今あたりに
あなたに告白をして
あなたに振られたっていうだけの
幼い私がしてた恋の思い出なんですから。
だから今更連絡することも
それを今やめようとしてることには
なんの支障もないんです。
あるとすれば
この先連絡を取りつづけて
あたし自身が迷って
自分を失うってことぐらいです。
だから、あたしはさよならって言った。
別に死ぬわけでも
もう会えないってわけでもない
この世界のどこかで生きてれば
また縁があればってこと。
どうやら
あたしは自分が思ってたより
ずっと変わってしまったようで
あなたのプライドを傷つけて
あなたを受け入れたくなくなって
勝手に突き放すことで
丸くおさまったかのように思ってる。
でももうだめだってことだけが見えてる。
あのときのようにあなたを好きと言えないし
全くといってそんな感情に溺れることもないんだから。
14才の記憶に19才の思いを積めるにしては
溝が狭すぎて入りきらない。
だから今しばらく笑ってこの場を静めてほしい。
あれは幻だったと
あれは夢の中の出来事だったと。
舞い上がる気持ちを静めるのには
多少時間がかかると思うけど
こんなあたしに何も思わないでほしい。
あたしの求める部分や
理解してほしいっていう欲求は
あなたには重荷すぎて
背負うにしては負担がかかりすぎる。
神様は背負えるだけの荷物を人間に与えてくれる。
だからあなたにはこれは重すぎる。
どうか何も言わないで
ただ縦に首を振って
分かったと言ってくれないかしら。
これでよかったって思える日がくるまで
何も思わず過ごしてほしい。
これが
あたしが願うあなたへの願い。