手術の時間になり名前を呼ばれました。
1名のみ麻酔で眠るまで付き添い可だったので、私が付き添いました。
手術室に入ると6〜7名くらいの大人がいて、人見知りの娘はもちろんギャン泣き。
娘の名前や手術部位の確認をされた後
すぐに手術台の上に無理矢理寝かされて
大好きなアンパンマンの枕カバーに喜ぶはずもなく
麻酔のガスが出るマスクをされて、苺の匂いで喜ぶはずもなく
『ママー!』と泣き叫びながら徐々に意識が無くなって、身体の力が抜けていく姿を見て、胸が苦しくやはり涙を堪えられませんでした。
手をずっと握って頭を撫でてあげていたかった。
その後はすぐに退室を促され、旦那と一緒に待合室で待ちました。
40分くらいで手術は終わり、娘が運ばれたリカバリー室に呼ばれました。
娘はベッドに寝かされてすぐ起きたようで、『ママやっこ〜(抱っこ)
』と弱々しく泣いていました。
麻酔から覚めたばかりでまだ眠そうでしたが、しっかり私に両手を伸ばしてきたので安心しました。
不安が大きいのかギューっと抱っこしているのに『やっこいいの
(抱っこがいいの)』としきりに言っていてすごく機嫌が悪かったです。
旦那がリカバリー室内にあったオモチャを娘に渡しても『嫌!嫌!』とずっと言っていました。
麻酔の影響で機嫌が悪くなったりしてしまうそうです。
30分ちょっと抱っこしていたらグズグズ言いながら眠ってしまいました。
30分くらい寝たところで起きたので、手術から1時間経ったら飲み物が飲めますと言われていたのでお茶をあげたら普通に飲みました。
寝たらスッキリしたのかすっかりご機嫌になった娘は、置いてあった絵本を次々取りに行って読んでとせがんできました。
あまりにもご機嫌で、痛みも全くなさそうだし、手術した部位を気にする様子もなく、麻酔をかけられた時に怖い想いをしたのも忘れてるんじゃないかと思う程でした。
途中看護師さんから娘の様子の確認があったり、手術をして下さった形成外科の先生から説明等がありました。
術後2時間くらいで帰宅して大丈夫と言われ、会計しました。(支払いはなし)
会計を待つ間に『あわんたてたーい!(ご飯食べたい)』と何回か言ったけれど、家に帰るまで固形物はダメなので、『家に帰ったら食べようね』と言い聞かせました。
帰りの車ではしばらくするとまた寝てしまいました。