見るだけね。
おまえにはやらせないよ。
分かったよー( ̄^ ̄)
でもどうやってやるのか見たいなぁ〜
純粋に興味があった私はおねだりした。
見るだけね、再度の念押し。
Yはガンコロを耳掻きのようなもので注射器に詰めるとペットボトルのキャップに水を入れ、引いた。
混ざるように軽く振ってから指で弾き、空気を抜く。
注射器を口にくわえて、袖をまくり。。
血管に目をやると慣れた手つきで針を刺す。
瞬間、ぶわっと。
紅く濃い色の血が入ってきて、水溶液と混ざり合うその瞬間。鳥肌が立つほどにゾクゾクした。
なんて綺麗なんだろうと。
魅せられたってこういう時使うんだと思う。
書いてて沸いてきた(笑)
この時のことははじめてキメた時よりも、鮮明に覚えていて一生忘れないと思う。
驚いたのはそのあと。
ダメ!絶対!のCMとか(最近見ないけどなくなったのかな?)先輩らから聞いてたシャブ中のイメージとYはまったくかけ離れていて、え?キメたの?って感じで変わらなかったんです。
後で思えば、これが私の中のシャブ中像になったのでおかしくなることはなかったんだと思います。
これはもっと後で分かることなんだけど、Yはヨレる人を見下していてあれほどみっともないものはないと言っていました。酒もそうだけどコントロールできないならやるなって考えの人。
キメて明らかに変わる人や、ヨレる人を最初に見るとそのイメージで覚えてしまうので。
最初の人がまともかそうでないかで教えられた側のキマリ方にだいぶ差があるように思います。
持論ですけどね。
話を戻して。
そんなYを見ながら、ぼんやりと。。
向こう側に私も行ってみたいなーと思いました。見た感じ変わらなくても、彼の体には覚醒剤が入っていてシラフの自分との間には線が引かれている。
その境目にすごく興味が湧いたのです。
見透かされたように。
ダメだぞ。
見たいっていうから見せたけど、おまえの前ではもうやらない。
ちぇっ…分かったよー(ㆀ˘・з・˘)
その日はそれで終わり。
Yは終始変わりませんでしたが、お風呂かトイレで追い討ちしてたと思います。
初キメはもう少し先の話なので、次回はそれを書きたいと思います。