シャブ中からの脱出 -40ページ目

シャブ中からの脱出

13年の中毒から脱出し、気付けば10年
ここまでこれた自分を褒める意味で始めた健忘録ブログ


初キメから
Yとの仲は更に深まっていった。

Yには内縁の妻がいて
私はただの愛人にすぎなかったけど
この時から本当の恋人になれたような錯覚をした。

内縁の妻にも薬をやらせていなかったY。
私にも、あの一件がなければ
やらせないままでいたと思う。

でも、私はシャブを覚えて
内縁の妻より近付けた気がして嬉しかったし
誰にも言えない秘密を共有してるっていう
勝ち誇ったような、不思議な安定を得ていた。

初キメから2回目までは
二週間くらい空いたかな?

今なら引き返せる。
次やったら完全にこちら側になるぞと
怖い顔で言われたんだけど

秘密の共有をなくしたくなくて
自ら望んで二回目を。

この時Yはシャブについて色々教えてくれた。
いいことも悪いことも
知識として洗いざらい。

そしてヨレない為の三原則を。

・食べる
・寝る
・インターバルを取る

シラフでも、食べなければやつれる。
寝ないとハイになっていく。
それをキメた状態でやるのだから
おかしくならないわけがないのだと。

インターバルについては、耐性つくと量も増える。
つまりヨレやすくなるので必ず間を空けること。
その方が効きも良いと。

捕まらないための動き方も教えてくれた。

むやみに外をウロつかない。
例えば引きに言った帰り
我慢できずに打てる場所を探しにいかず
タクシーに乗って帰る。電車には乗らない。
こういう時の足代はケチるな、とか。

モノを持って外にいる時間をいかに少なく
人との接触を最小限にするか、などなど。

2回目からイロハを叩き込まれた感じです。

実際Yはキメてもエロくなるくらいで
他は変わりなかったので説得力もありました。

今思っても、Yがヨレる人を嫌ってたこと
特に女のそれをみっともなく思っていたことは
行き過ぎない十分なブレーキになりました。

嫌われたくない!!
この気持ちが非常に強かったです。

好きな人の言葉って強いですよね。
薬の魔力もあったんでしょうが´д` ;
差し引いても、心底Yに惚れておりました。

別れは一年も経たずにくるんですけどね。

次は今後を語る上で欠かせない
この時の仕事、風俗について書きます。