続きになります
107、私の番号
4人はオーバーステイの中国人
もう一人は日本人でシャブ
大丈夫だよー
初犯だからすぐ出れるよー
実際すぐ出て行った
私もそうだと思ってた
保釈金、親が払ってくれるものだと
当然のように信じてたけど
父が反省させろ、と
頑として許さなかったらしく
保釈なし
フルで留置と拘置にいました
自分より後に入ってきた人を
見送るのはしんどかったな
愛されてないから
出してもらえないんだって
逆恨みしたりね
留置の何が辛いってすることがないこと
運動の一服と自弁しか楽しみがなく
1日が有り得なく長い
本の差し入れはあったけど
一気読みするから、次まで空くと辛かった
部屋の雰囲気は良かった
中国人に言葉教えてもらったりして
あっち向いてホイとか
ベタなことで盛り上がったり
ただ共同生活してると飽きてくる
ましてシャブじゃないから
肝心の話は合わないし
拘置に移動してからは
ペンとノートが使えたので良かった
思いを形に出来るだけでも全然違った
同部屋にはやばい人が多くて
人を刺した時の感触を嬉々と語ったり
写経しながらブツブツ言う人
癇癪持ちで夜中でも発狂する人
異様な雰囲気だった
でも刑務所はもっと酷いと聞いてたから
マシだといい聞かせて乗り切った
出所当日、母が迎えにきてくれた
浅草に泊まった記憶がある
すき焼き食べたっけな
ビジホのユニットバスだけど
ゆっくり風呂に浸かれた時
当たり前の有難さを痛感した
実家に戻るのは明日。。
気が重い
続く