リハビリから戻ると、病室の移動が待っていました。ナースルームのすぐ近くではありますが、4人部屋の普通の部屋です。
それとともに倒れた時のことを忘れないように、これまでのことをノートに書き始めました。
倒れた当時に比べれば、右半身は少しずつ動くようになって来ました。でも思うようにはいきません。
走り書きの様なミミズが這った様な字です。でもそれは一生懸命丁寧に丁寧に書いた文字です。
相当のエネルギーを使います。
この日から結構お見舞いの方が来てくれる様になりました。情報を送ってもらうためのメールアドレスを伝えようにも、まともな文字は書けません。
なので口頭で伝えていました。
幸いなことに、病室での携帯電話利用は禁止されていませんでした。
いわゆるフリック入力は、これまでもかなりの率で左手を使っていました。そのためメールが打てる=必要な先に連絡が取れる状況になりました。
何しろこの週も抱えていたイベントは盛りだくさん。でも必要な相手に現在状況を伝える事が出来たので、ホッと一息です。
でもホッとしたのはつかの間でした。差し入れてもらった週刊誌を読んで見たのですが、読めません。
前にも書いた同名半盲の症状です。
週刊誌を読んでいても見える場所と見えない場所があります。
携帯電話で文字を打っていても同様です。打ったはずの文字が見えなかったり。
これになれるために、相当の時間がかかることになりました。

