火災保険について初歩的な事をもう1つ書きます。
糸魚川火災で保険金が支払われた家と支払われなかった家がある。これは昨日紹介した週刊現代の記事に書いてあることです。
その要因の1つは、昨日書いた建物と家財についてです。でももっと重要な要素があります。
それは支払われる保険金が時価で計算されるか、再調達価格で計算されるかということ。さて、どういうことか。
時価はなんとなくでも想像できると思います。被害にあった品物の現在の価値を計算し、保険金を支払うことになります。
例えば買った当時は10万円払っているものの、買ってからある程度の時間が経過していて、そのものの現在の価値が0円と判断されれば、支払いは0円です。
一方、再調達価格とはなにか?被害にあったものを再び調達したら幾らかかるか。これを基準に保険金を算出します。
簡単に言えば新品の価格で計算するってことかな。
例えば10年前に10万円で買ったテレビ、現在の価値である時価は0円、同じものを新たに買えば12万円だったとします。
この場合時価の保険だと保険金の支払いは0円ですが、再調達価格の保険だと12万円。大雑把な言い方にはなりますが、イメージはこんな感じです。
家を建てた時に長期で保険を掛けたまま見直さず、いざという時に見たら時価の保険だった。結果満足できる保険金は支払われず、元の生活の再建が難しい。糸魚川ではこんなことが実際に起きていると週刊現代には掲載されていました。
そう願っています。


