私がコスモドラグーンのフル可動モデルを真剣に考察し始めたのは、もう四半世紀以上前に遡ります。
その当時私が持つ、戦士の銃に連なる資料と言えば、マール社の「武器」128pに掲載されていたコルトウォーカーの挿し絵くらい。スクエアバックのトリガーガードを持つ銃と言えば、スタームルガーニュースーパーブラックホークしか知りません。
そんな中、これが発売されます。

ガンスミスキャッシュ製のガレージキットです。おそらく版権を取得して初めて世に出された、初めての戦士の銃のガレージキットだと思います。因みにこの記事は93年12月のホビージャパンに載っていました。

これに触発されて、自分でも戦士の銃を作ってみようと思い立ちます。

で、最初に描いた図面がこれ。これを描いたのは、おそらく1993~1994年辺り…だったと思う。

当時自分が自由に使いこなせた素材と言えば紙(画用紙)くらいしか無かったので、基本ペーパークラフトで作ります。流石にトリガーガードやグリップは難しいので、東京マルイの「作るモデルガン」シリーズのニュースーパーブラックホークのグリップ回りを流用します。
そうしてなんとか出来上がったのがこちら。



とにかく大半が円錐形状ばかりなので、画用紙に展開図を作図するのがめちゃくちゃ大変でした。
メインフレーム回りはイラストボードの厚紙で強度を確保。それ以外はほぼ画用紙で製作し、最後にメディコムのアイアンブライトで塗装。

細部を見ていきましょう。

コッキングボルト。形状は、ガンスミスキャッシュ製ガレージキットの影響がかなり大きいですね。


メインフレーム回り。リコイルシールドの造形が一番苦しかった…。


グリップ回り。見ての通り、東京マルイの「作るモデルガン」ニュースーパーブラックホークをまんま流用しています。


バレルフレーム回り。
バレル本体はテーパードバレル。バレルそれ自体が微妙な円錐になっています。また、ローディングプランジャーとシリンダーの関係に注目。

フラッシュハイダー回り。


今とはマインドセットが違いますが、改めてみれば、これはこれで悪くないですね。

このモデルを作っている時に描いた内部構造の考察図面。
興味深いのは、微妙な差異こそあれ、この時点の段階でほぼ可動メカニズムが完成している点。


シリンダーインナーグルーヴの図面。
黒く塗られているのが、アウターボルト上部先端についている「ローテーションスタッド」。

全ては正にここから始まりました。
今製作しているハートフォード魔改造コスモドラグーンも、これがそのまま採用されています。

さて次回は…、
mixiのCOSMODRAGOONコミュニティとの出会いと、タイトーおとなプライズの魔改造フル可動コスモドラグーンの話でも。