いしがきは残った 二十四O男亡き後、N男の頭を悩ませた大きな懸案の一つは、O男から継承した九州の不動産であった この不動産の処分はとても高齢のD子の手に負えないが故に、N男の手に託されたものであった このためにP男、Q子が相続放棄したのであった 無論、放棄した理由はそれだけではないが、理由の大部を占めた事はいうまでもない 不動産業者に処分の相談を持ちかけたが、いずれも不調であった それほど困難な条件があったのだ そのお守りに手間と膨大な金と時間を要した 更に時が経過した そして・・・ G子が施設で亡くなったのだ