とるべき道は? | 鉄分15ポイント増のブログ

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第二次大戦後、戦勝国と敗戦国という立場に分かれたが、

依然として、米英とその他の国々では親密度が異なっていた。

大正時代、ワシントン軍縮条約時では必ずしも日本を台頭国家とまでは見られていなかった。

その後のロンドン会議への流れの中で、日英同盟は発展的解消させられた。

ここまでは、米国と英国の主導権争いが主眼だったのだ。

日本はその間に立って、双方へまあまあというなだめ役だったのだ。

たかだか戦艦の1、2隻の数の優劣で国防を論じる事はナンセンスだったのだ。第一次大戦の分析で明らかだったはずだ。

にもかかわらず当時の料簡の狭い近視眼的軍人はN二乗の法則を盾に、英米に対して根にもったのだ。 航空機の優位性が出たというのに。

しかしこの精神構造こそを逆手にとられ、英米のユダヤ戦略にはめられたことになる。

 

ソ連、中国は英国米国に大きな借りがある。第二次大戦時、ソ連は北極海バレンツ海経由での膨大な軍事物資を得ていたからだ。

それがなければ、ナチスドイツを押し返すことは不可能だった。決して戦車の性能に帰すところではない。

中国も昆明経由で重慶に物資供給があった。

 

第二次大戦後、骨身にこたえた日本は、断トツの軍事的覇権を握っている米国から離れることはしまいということになったのだ。

米国英国の仲以上に濃い関係はないはずだった。(ワスプの血の濃さが最強と彼らは考えいるようだ)

だが、今回の阿部トランプ会談で明らかになったのは、日本がその濃さに準ずる立場を勝ち得たことだった。

つまり米英日はほぼ完全なワンセットになったのだ。  良いかどうかは別として。幸せかどうか別として。

 

一方、米国は更に世界帝国を邁進する。勝ち得た富を「知」に投入した。つまり世界中の天才秀才を買い集めたのだ。

AIによってその成果が結実した(今度は前述のN二乗の法則は、経験値に関して厳格に適用されるであろう)。米国は古代ローマをはじめモンゴル、中国、オリエント、エジプトの文明の長所、短所を研究に研究しつくしている。だから他の国々では今後も絶対に勝てないのだ。今から中国がまねしても遅すぎる。やるなら数世紀前にするべきだったのだ。

日本はだからといってアメリカのまねをする必要はまったくない。日本人にはオリジナリティはないが改良するのに向いている。

それが今後のポイントだ。容易に他国に教えては決していけない(極論でいう一子相伝方式で)。