




夏至に向かって、光のエネルギーが、日々強くなってきています。
この時期、太陽の光色に輝く花のエネルギーはいかがですか。
オオキンケイギクは、明治の中頃に園芸植物として伝わりましたが、現在は野性化し、たくましく群生しています。光のエネルギーが高まってくる6月頃、直径4~6センチの光沢のあるゴールドの花を、花茎の頂に咲かせます。
オオキンケイギクのキーワードは、《ゴールデンライト》。
この輝き色は、滞ったエネルギーを解放し、暖かさと力を広げ、喜びや幸福感をもたらしてくれます。光のエネルギーと一体となり、表現の能力を刺激してくれるオオキンケイギクは、「自己表現」をテーマにしたい方の助けとなってくれるでしょう。
✿罪悪感のある自己表現に
自己表現する事や自由である事に対して、いけないものだと思っていませんか。
好きな事をする前に、わがままではないか、他人に迷惑をかけないか、他人の目にはどう映るのかと、気にしすぎていませんか。
その結果、気がついたら、自分自身を我慢させ、息苦しくしてしまっているのなら、オオキンケイギクのサポートが役立つかもしれません。
太陽の暖かな光が、重いコートを自然に脱がせてくれるように、オオキンケイギクが、表現の厚い覆いをはずしてくれるでしょう。
✿頑固な自己表現に
自分と違う意見やものの見方をものともせず、決して折れようとしない好戦的な人にも、オオキンケイギクは有効です。
一見、自由な自己表現を勝ち取っているようなのですが、緊張や硬さの壁が、表現の幅を狭めてしまっているかもしれません。
太陽の暖かな光が凍ったものを溶かしてくれるように、オオキンケイギクが、負ける事、挫折する事、折れる事への恐れを溶かし、より柔軟で変化に富んだ表現力を育んでくれます。自分自身に、楽にくつろがせてくれるでしょう。
✿手放せない自己表現に
出来る人、立派な人、優等生といった周囲からのレッテルが自己イメージとなり、その枠の中で表現していて、自己突破出来ないと悩んでいませんか。
トップでなければ、評判を落としてはいけないと、自己コントロールにエネルギーを消費してはいませんか。
太陽の暖かな光が分け隔てなく私達を照らしてくれるように、オオキンケイギクが、表現の幅や広さをもたらしてくれるでしょう。
そして、コントロールに使っていたエネルギーを、創造的に使えるよう転換してくれるでしょう。
従順であれ、反抗的であれ、優等生的であれ、多かれ少なかれ、私達の誰もがこういった側面を持っており、緊張しながら人々と関わっています。
私達は、人と深く結びつきたいとこころの奥で焦がれつつも、ありのままの自分自身としてではなく、自分が思う「安全に関わり合える方法」で、かえってたくさんの問題をかかえ、傷ついてしまう事もあるのではないでしょうか。
これらの傾向は、幼少期の体験から積み上げられてきたものかもしれません。
オオキンケイギクは、過去からの見えない鎖を解き放ち、新しい選択の扉を開いてくれます。光のエネルギーを与えてくれるオオキンケイギクは、表現への積極性、開放性をうながし、いい意味で、まず第一に、自分自身を大切にしてあげられるようになるでしょう。
オオキンケイギクの光のエネルギーを、自分自身の滋養に使って下さい。

✿ストックボトル「オオキンケイギク」