日経ネットに以下の記事が掲載されていました。


総務省は10日、2005年の日本の高齢化率(65歳以上が人口に占める比率)は20.1%で、人口3000万人以上の世界37カ国の中で最も高かったと発表した。2000年調査ではイタリアに次ぐ2位だった。日本の高齢化が急速に進んでいることを改めて裏付けた。
日本の人口は05年の国勢調査に、外国の人口は国連資料に基づいて同省が比較した。
日本に次いで高齢化率が高いのはイタリアの19.7%。ドイツ(18.8%)やスペイン(16.8%)などが続き、西欧で高い国が目立つ。最も高齢化率が低いのはコンゴ民主共和国(旧ザイール)の2.6%で、ケニアの2.7%が続いた。世界37カ国の高齢化率の平均は7.3%。



日本の高齢化社会はなんとなくは感じていましたが、数字で示されて改めて実感しました。
人口3000万人以上の国の中で、日本は高齢化率がなんと一位だそうです。
高齢化率とは65歳以上が人口に占める割合で、それが20.1%でありました。つまり5人に一人が65歳以上なのです。
日本は高齢化率が高い、つまり高齢者が多いにも関わらずTV報道を見ていると、高齢者が暮らしやすい国とはあまり思えません。
高齢者の中でも裕福な人とそうでない人の間で差が生じているのでしょうが、TVで報道されるのは年金だけで暮らす、非常に生活に苦しいお年寄りばかりを目にします。
その為、とても日本は高齢者に優しくない国のイメージが強く残っています。
高齢化率が高いから、高齢者に対すや年金や医療などの資金繰りがうまく回転しないのかもしれませんが、高齢者が多いからこそ、年金や医療制度を充実したものにして欲しいと思います。
高齢化率が高い国と言うだけでなく、その高齢者がとても住みやすい国に日本が1位になって欲しいものです。