新潟地方気象台は22日、北陸地方で午前に「春一番」を観測したと発表した。11日の九州南部・奄美地方に次ぐ観測で、昨年より9日遅い。気象庁によると、福井県小浜市で15.6度を記録するなど北陸各地で最高気温が10度を超え、3月下旬から4月上旬並みの陽気となった。

 気象庁によると、春一番は立春以降の気温が上がった日に吹く、風速10メートル程度以上の南寄りの風を指す。22日は日本海北部にある低気圧に向かって南から暖かい風が吹き込んだ。最大風速は金沢市で11.6メートルを観測するなど石川、富山県の各地で10メートルを超えた。

 北陸では23日以降も晴れて気温が上がる見込みで、同気象台は雪崩に注意を呼び掛けている。

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