爆弾持って帰宅。 | FDSブログ

爆弾持って帰宅。

図書カードで漫画買い漁りまくりの巻~。


6冊買いました。


①ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編 1巻

②ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編 2巻


③P2! 1巻

④P2! 2巻






⑤ハヤテのごとく! 1巻















⑥らき☆すた 1巻













‥‥。

らきすた買っちまいました。

たぶん人生に疲れてたんだと思いますorz

てか1冊760円は高いよ。



先に感想行きます。


読んだ順で。



①ひぐらし鬼曝し編


コレはエグい‥‥。

強烈に残酷なハナシでした。



――映画や音楽と同じだから

    自分と無関係の現実は娯楽なんだよ

      それがどんなに残酷なものでもサ

          

          惨劇は人に消費されるんだ――



都会に引っ越してきた公由夏美は今までの田舎暮らしから離れ、

楽しい毎日を送っていました。

いい友人にも恵まれ、恋人もできました。


しかし、

夏美の祖母の出身である雛見沢村が大規模なガス災害により、

多くの住民を巻き込んで壊滅。


その日から、祖母の奇行が目立つようになりました。

「これは雛見沢の守り神、オヤシロさまの祟りだ」と。


家を訪ねてきた刑事、大石蔵人と赤坂衛によれば、

最近、雛見沢出身で現在他県に住んでいる人間による

放火・自殺・殺人などが多発し、

その前には必ずその人物による奇行が見られるのだというのです。


続く祖母の奇行、ひび割れる家族の絆。

そして起きてしまうマスコミによる雛見沢出身者への偏見の形成。



夏美は自分が雛見沢の人間の血を引いていることを隠しながら、

必死に友達や家族との絆を保とうとするのですが‥‥。



(以下、若干展開ネタバレ。真相には触れてないですよ。)



ある日、夏美が帰宅すると、

母が風呂場で祖母をメッタ刺しにして殺していました。


母は、事件を隠蔽するため、山中へ祖母の死体を埋めに行こうと言い出します。

そして提案された祖母の「分割」。


夏美は母によって「無理やりに」祖母の「分割」の手伝いをさせられてしまいます。


祖母の奇行により、母の精神に異常が見られてきたのです。



そして、まだ惨劇は続くのです――。








はぁ、これは悲しい話だったなと思って読んでいたら、

最後に待っていたのは、さらなる衝撃の真実。


これは怖かったです;


でも、●●(真犯人)は悪くないんですよね、きっとコレは。

だって、無意識下の出来事だったんでしょう?


最後はひぐらしにしては珍しく救いが僅かに残されたエンドでした。

若干投げっぱなし感があるといえばあって、

最後のシメのボリュームはもうちょっと欲しかったのですが

(じゃないと天然気味な月丸は戸惑ってしまったのですよ)


頑張ってほしいなぁと思いました。フィクションですけどさ。

でもフィクションの世界って、

別のどこかの世界に存在するんじゃないかとか思いません?(‥‥


だって●●、あんなにもいい人なんだもの。

救われなきゃ、救われなきゃ。


――どんなにつらい物語でも、

    最後にはみんなでよかったねって笑いあうの。

      私はそんな映画が好き――


夏美のこのセリフには同感。激しく同感。


あ、でも、ハリウッド映画にありがちな

「仲間たちはだいたい死んだけど、

 主人公とヒロインは運良く生き残っててラヴラヴハッピーエンド。

 このつらい状況で2人は生きていくのさ。仲間?あぁ、死んだね」


的なのは嫌いです。

つーワケで、

あの映画とかあの映画とかは、

あんま好きになれんかったです。


この気持ち分かってもらえるかなぁ‥‥?





原作者の竜騎士先生は、天才ってカンジじゃないんです。

似たような話なら、月丸も考えられます。

というか、罪滅し編と似たような話を、罪滅し編を見る前から

アタマの中で作ってます。


この先生は「細部まで計算され尽くされた作品」を

書くタイプじゃないと思うのです。


でも、この先生のスゴさっていうのは、「伝える力」です。

人物のドロドロした本音とか哀しみとかがガンガンぶつかってくるんです。


つーワケで、

倫理bでも1回言ったコトがあるのですが、

「暴力表現が多い漫画=悪」みたいな構図には絶対納得いかないと

思うに至った作品が「ひぐらしのなく頃に」なのです。


そういう漫画が必ずしも暴力を肯定してるとは限らないのではないかと。


ちなみに、この先生、なかなかのツンデレであるようで、

かなり意地悪いハナシを書いたり、読者を挑発したりする反面、

「○○がこのまま救われなかったら、かわいそうじゃないですか」とか

言っちゃう人のようです。


本編最後はハッピー、もといベターエンドというウワサも聞きましたしね。



②ハヤテのごとく!

まだ1巻というコトもあり、こないだ見たサンデー掲載分よりは

画力もアレなトコもありますが

(逆に言えばちゃんと上達しているというスゴいコト)、


この頃からパロディがいくつか。

コレは面白いです。


画力以上にキャラが魅力的に見えるのがフシギでした。

ていうかマリアさん17歳ですか!?


初期のハヤテってこんな性格だったんだなぁ。



③P2!


‥‥いや、ハヤテ、かなり面白かったですよ?

ただ、ひぐらしで長々しく語りすぎただけです。


P2!はその画風と雰囲気が魅力です。ただいまジャンプで連載中。

シンプルだけどかわいらしいキャラクターが

名台詞吐きながら頑張っているのはいいですね。


1巻の「あんな風に動けたら気持ちいいだろうなって」と

対戦相手に1点も入れられずに叩きのめされてヒロムが泣くシーン、泣けます。

なぜなら他人事じゃないから。


江尻先生はネットをやってたコトもあり、たぶん少しオタク気味かと。

ただいまジャンプでかなり危ない掲載位置なのでヒヤヒヤしてます。




④らきすた


これ、ね。

うん、ほのぼの4コマで和みます。

なんですけど、登場人物がほぼ全員女子なんですね。

と、いうワケで





コレをTSUTAYAから家に持って帰るのが怖くて怖くて。


えぇ、漫画版ひぐらし鬼隠し編の時もそうでしたね。




そう、妹。


ゴゴ

ゴゴゴゴ+(゜∀゜*)ゴゴ

            ゴゴゴゴ


自分は今、とんでもない爆弾を

  家に持って帰っているのではないだろうか



月「今日はちょっと○○に引かれる漫画も買ってきました」


妹「え、何それ、気になる~」


すっ‥‥


月「ダメ、その袋開けちゃダメ!(らきすたの入ってる袋死守」


妹「え~?(ニヤニヤ」


月「まだ今はムリ!あとで、あとでね!?」



夕食後


妹「さて、引かせてもらうとしますか」


月「ちょっ、待って、マジで待って!(袋死守」


妹「えー、さっきあとでって言ったじゃーん」


月「(心の準備がッ!)」






月「(袋死守しながら)えーと、

  これは結構なオタク系雑誌(コンプティーク)に掲載されてる漫画で、

  うん、登場人物が全員女子なんだよね。」  


妹「(-∀-*)‥‥。」


月「えーと、最近これアニメ化して、

  最近深夜に撮ってたアニメってコレなんだけど、

  そのアニメが面白かったから原作を買ってみたの」


妹「面白かったんだ?」


月「うん、アニメの方はパロディが多いんだけど、

  原作の方はあんまりないらしいから、面白いかは分からないけど」





月「つーワケで、コレです」


まなかなもー!(効果音


妹「あ」


月「!?」


妹「‥‥(パラパラ読み」


月「(ガクガクブルブルヒヤヒヤドキドキ)」


妹「面白いね」


月「!!!!」





予想外も予想外ですわ。

ひぐらしの時(たまたまその日部活友達が紹介してた)よりも意外。

だってなんのヘルプもナシに?



月「さっき表紙見た時に反応してたのは何だったの?」


妹「え?」


月「また後輩?」


妹「いや、涼宮ハルヒの憂鬱かと思って」


(先日の記事でも触れましたが、後輩が猛プッシュしてるそうな)


‥‥これはハルヒもいけそうだな(コラ


なにはともあれ、こうして危機は去ったのです。


何か逆に拍子抜けですが、一安心。



このハナシをラジオ好き君にメールでしたら、「M?」と聞かれて

ショックでした。


変に隠してバレたらますますヤバいの法則だよッ!