花を。
三段構成。
①
朝、花屋によって白い花を買いました。
2時限目の最中(月丸は授業入ってなかったのです)だったので、
誰にも見つからずに花を手向けることが出来ました。
人が一人いなくなっても、変わらずに廻る世界が嫌で、
小石を投じてみたくなったんです。
合掌。
何だか事情が分かってくるにつれて、後からきてます。色々。
月丸は漫画ですら体調崩す人間ですから、よく考えれば当たり前のコトです。
亡くなった生徒さん、某友人の中学時代の同級生で、
高校入学後も多少付き合いがある人だというコトが分かりました。
そして、別の友人は、同じ部活の部員だったそうです。
2人ともひどく落ち込んでいて、見ていて辛かったです。
かと思えば、違う友人は、自殺した生徒さんについて
「どんだけ周りに迷惑かけてんの」と発言したんだとか。
そういえば今日は機嫌が悪かった。
彼の真意が分かりません。
亡くなった生徒さんの部活の後輩が、
彼の部活の後輩でもあった(兼部)ので、そのせいかもしれません。
明日は18時から通夜。
ああ言いつつも、彼も行くようです。月丸も行きます。
ひとまず、彼を信じるコトにします。
歪んでしまった日常と、そのまま廻り続けるセカイ。
ギャップが苦しい。
②
「死ぬなんて良くない、私は今まで一度も自殺しようと思ったことがありません」
うるさい黙れ。
面識がないとは言え、身近な人間が死んで初めて
自殺がニュースで報道される度に聞かれる
こんなコトバの無責任さを知りました。
本気で死にたいと思ったこともないような奴が、
自殺した人を偉そうに語るんじゃねぇよ。
最近の子どもは弱くなったねなんて、
本人の苦しさも知らないくせにぬかすんじゃねぇよ。
自殺が良くないことぐらい、みんな知ってんだよ。
③
嘆いて全てがなかったことになるなら
僕は世界一の悲観主義者になろう
笑い飛ばして状況が変わるなら
私は世界一の楽観主義者になろう
思うだけじゃ何も変わらない
それは当たり前のこと
人が1人死んでも変わらずに廻るセカイなんだから
もしそんなセカイが嫌なら
動き出そう
まだやれることは残っている
セカイを変えよう
あの人がきっとこれから変えられたぶんも
僕は
私は
あの人の思いは
まだ 生きているのだから