クリアしました+α | FDSブログ

クリアしました+α

MOTHER3、ようやくクリアです。

下水道の入り口、てっきり別のあそこかと思いました。

あぁ、ハッキリ書けないのがはがゆい。


もういいや。ドラッグドゾ↓ネタバレです。

ずっとレストランかと思ってました。

いや、あの従業員は全部ラードナのロボなんですけど・・・。


いや、だって、ゲーセン無人じゃないですか。

バイトも何もないじゃん!


リダ、ショックでした。

(あ、「3」は長い時間ゲームを続けていると、リダの鐘が遠くから

 聞こえる、という設定ですね。電話じゃない。まだの人はお試しください)


ツクラレタセカイ、という種明かしは、

「ゼル伝夢を見る島」にもありましたが・・・。


すべては計画のもとに、というのが嫌でした・・・。


というか、ヨクバ=ロクリア!?

ひげそりとくちべに!?

うはぁ・・・。


ポーキー08の意味がようやく分かりました。

ポーキー、すごく哀しいヤツでしたね・・・。

プチポーキーとの対戦で月丸が本気で全部一度勝ってる

(わざと)のは秘密です。だってむかつくんだもん。


今日はポーキーのハナシ。

クラウス君のハナシは、皆様それぞれ思うところがあるでしょうから、

あえて詳しくは書きません。が一部抜粋します。

「クラウスは リュカを だきしめた

リュカは クラウスのにおいを おもいだしていた」

「ぼくの さいごのときに いっしょにいてくれて うれしいよ」

この2つでブワァーきました。ヤバい。

クラウスぅぅぅぅぅ!

書きながらウルウルきているのは、今食べているお好み焼きの

カラシのせいです、たぶん。

てかPKひっさつΩ2発食らって死なないフリントってスゲー。

HP4ケタ?



ポーキー。

「2」でネスの隣に住んでいた「最悪の隣人」。

ところどころでネスの邪魔をし、ギーグの右腕となり、

世界を滅ぼそうとした少年。


彼は「2」の最後で、どこか遠い時空に飛んで次のプランを練る、と言って

消えた。


そして「3」。


彼は遥かなる時空を越え続けたことにより、

少年の精神のまま、1000歳、10000歳の肉体に変わり果てた。


そして、息を切れ切れにしながら、リュカたちの前に立ちふさがった。

この世のすべてを破壊するために。


彼は言った。

「この広い世界の上に、ぼくとドラゴンだけ。それも覚悟の上だ」


覚悟・・・?


それはもともと彼の本心ではなかったということか。


「ぼくを否定するヤツが一人もいない世界」


「彼はいくつもの時空からはじきだされ・・・」


彼は、ひとりぼっちだったのだ。

「2」の最後、彼の父親アンブラミはボルヘスの酒場で酔いどれ、

母親ラードナは浮気。

弟ピッキーは自分よりも能力がある。

(序盤で隕石落下現場でのピッキーのセリフから、

ポーキーよりも幼いながら、ポーキーよりも勇気があることが分かる)

特に両親のその姿を、最後に自宅のポストに置き手紙を入れる際、

見てしまったのではないだろうか。

その時、彼はほんとうの孤独を味わったのではないか。


本当は、ネスがいた。

ネスはマジカントの中にポーキーを出現させ、

「今までのことを謝ったら、また仲良くやろう」と

ネス自身が思っていると暗示されるセリフをポーキーに言わせた。


だが、現実のポーキーはそれに気づけなかった。

もしかしたら、気づいていたのかも知れない。

しかし、彼にとってはもう、なにもかもなにもかも、遅かったのかも知れない。


本当は、また仲良くしたかった。その願望が表れたのが、

ニューポークの映画館でのフィルムだったのかもしれない。


ストレスへの対処で「退行」というものがある。

耐えがたい苦痛を、幼い子どものように振舞うことだ。

「3」で彼はキマイラという異形の化物を、

おもちゃを組み合わせるかのように創り続けた。

そう、まるで子どもの遊びのように。

「2」の彼は、挑発こそすれ、そこまで子どもじみた真似はしなかった。

むしろ、ギーグの頭脳として働いていた。

ストレスが、孤独のストレスが、彼を壊してしまった。


豚王の最期。

それが開発中止になった時の「MOTHER3」の副題であった。


豚王・・・豚たちの王。つまり、ブタマスクたちを束ねる者。

後々の直接の指導者はクラウスだったが、

それが指しているのはポーキーにほかならない。


その最期は、あまりにあっけなかった。

無限の命を絶対安全マシンの中で過ごす。

それが、彼に課せられた、最後の仕事。


アンドーナッツ博士のこれこそが彼の望んだ最期なのかもしれない、

間違ったこと言っているかね?

という問いに、「はい」とは言えなかった。

「でもなー、いまさらそんなこといわれてもなー」

そう、すべては、間に合わなかった。


もしできるなら、彼を死なせてあげたかった。


人との絆を取り戻させた上で。





ハイ、以上ですよー。

イトイさんは「そこまで考えてないよー」とおっしゃるかも知れないけど、

なんとなく、ポーキーの心に触れたような気がしました。

ただ分かったような気がしているだけかも知れないけど・・・。


ひどいことをする人には、かならず陰がある。

それは月丸の持論に過ぎないけど。


まぁ、ポーキー、マシンの中に入ったまま、博士に転がされてんですけど。

ヒドいなぁ、博士。つかイトイさん。


[・・・とか言ってたら、エンディングの最後の真っ暗シーンで

ポーキーらしきヤツ出てますね。

彼は、最終的にどうなったのでしょう?]

(↑5月5日追記。もっかいエンディング見ました)

本体の一枚目の「ツナイダソノテヲ・・・」のTOP絵、

なんか実際の結末と若干リンクしててビックリ。

・・・あ、気のせいですかそうですか。イタいですね、自分。

まぁ、そのあとプレイするまで「せつない」のはドラゴだけだと

思ってたんですけどね。


ちなみに・・・

コレ、書き終わったの、午後3時です。

途中に昼食とか挟んじゃったんで。