今日の「先生だって人間なんだ」を見て | FDSブログ

今日の「先生だって人間なんだ」を見て

本日二本目。

色々考えさせられました・・・。

(いや、なんで高校生のお前が、という突っ込みはヤメテ)

中学受験の話。

月丸、「ドラゴン桜」、なんかあんまり好きじゃないんです。

いちいち作品中に「偏差値至上主義はオカシイ」だのなんだの、

そういうのを対立キャラに言わせて、主人公に徹底的にソレを

否定させてハイ、おしまい、どーだ、すげーだろ、っていうのが。

絵についてはノーコメント。将来ハゲそうなのが一杯

でもまぁH×Hとか

言ってるテクニックとかは賞賛に値するものは一杯あります。

でも・・・アレ、結局「社会は腐ってるから、その仕組みを利用しろ」って

言ってるような部分もあります。

怪人エリートキョウイクママがそういうのを鵜呑みにして

自分の息子を偏差値至上主義に育てあげてルールを作る側に回らせたら、

その子、本当に世のため人のために働いてくれるんでしょーか?

だから、あーゆーのは、多少一般論否定パフォーマンスをやってる、と

思った方がいいかな・・・と思ったり。

挫折しない主人公って、なんか好みじゃないっす。実際、いないし。

それは月丸の考えに反する(知らん、という突っ込み、どんどんOKです)


金八先生とか阿久津先生とかヤンクミとかとは、そういうのが違うかな。

論理か、感情か。結局ソコなんですよねー。

ちなみに月丸は甘っちょろい人間なんで感情重視です。

だから細木数子がいくら正しいこと言ってても、

やり方が気に食わなければ、

「フンだ!」です。(えー・・・、という突っ込み自由です)


なんか、ドラマ版は、そういう部分がイマイチぼかされてたかな。

結論とか、え~・・・なトコあったもん。

それも答えだ!って原作のアイツは言わんだろ。

ドラマ版は、周囲のその他大勢教師と理事長は

ホント人間のクズとして描かれてたし。

井野真々子はホントに「意のまま」だったし。


あら、意外と月丸君も毒吐けるのね、と思った今日この頃。

(中尾明慶の「うるさいうるさいうるさい!」に感動したのは秘密)

多分制作者側も、微妙に考えが違うところはあったんでしょう。

でも、小池徹平と中尾明慶はヨカタ! ∑d(・∀・ ) グッ!


えー、そんなこんなでだいぶ話がズレました。

導入に時間かけすぎです。

(え!?ど、導入だったの!?という突っ込み、どんどんカモンです)


えー、なんつーかね、ハイ。

いじめ問題で、我が子がいじめられたら引っ越す、って室井佑月さんが

言ったわけです。当然、えー。となった訳です。

ま、そりゃそーだ。一般論とは違うからねぃ。

そこで公立学校教師の皆さんはこう言った。

「私達を信用してください、そこまでやる為に私達は教師になったんです」

・・・ええ、感動しました。カッコいいです。


で。

ここからですよ。

月丸が言いたいのは。


で、私立受験の話題になったときに、結構たくさんの先生が

自分達の子どもに私学受験をさせていた。


これに室井佑月がキーレるキレる。

「さっきワタシに教師を信用しろって言ったくせに、

自分たちのやってること違うじゃん。それって卑怯だよ!」

まぁ、ソコについての議論は中途半端に終わっちゃったんです・・・。

・・・む、室井さん、どうして現場に(略

ちょっと、大人気ない意見だなー、と。

ソレもなんか違うかな、そう思ったんです。

そう思った自分がちょっと不思議でした。

なんでわざわざそこまで違和感を感じたんだろ?

そう思いました。彼女の言ってることは正義的部分が多い。

なのになぜ?


あ、早く話を先に進めろというオーラが予想されたので、さっさと言います。


最初は月丸自身、逃げることを選んだりしてるから、

自分が言われているように感じたのかな、そう思ったんですが・・・。


あの番組に出ていた先生方は、必死に現実と戦っているんじゃないか、

そう思ったんです。

現実を知っているから、ダメな教師もいることは知っているから、

子どもはいじめの少ない私立に行かせたい。

そう思う反面、それでも、自分たちは親たちに対して、

なにより生徒たちに対して、

公立学校という教育現場を諦めてもらいたくない。

このまま、終わりたくない。

現状を認めかけてるけど、それでも認めたくない。

そんな、苦しい立場の中で、命がけで戦ってるんじゃないかな・・・。

自分の存在価値のために。自分の愛する生徒のために。


そんなことを、考えたんです。

だから、ソレに対して、「卑怯」よばわりは、早計でないかい、と。

というか、室井さん自身が、教師を信用してないんだな、っていうのが

なんとなく分かりました。彼女の過去なんて知り得ませんが。


月丸自身は、結構先生、特に担任には恵まれた方です。

やり方に疑問を持つ事もあるけど、それでも一生懸命な先生方が好きです。


追記:月丸は、一応進路指導重点校とかいう所に通ってますが、

    (別に月丸は成績良くないです。むしろアフォです)

    偏差値っていう概念に対して興味はありませんし、

    学校自体も、ガリ勉校ではないです。

    (とか言ったら、分かる人にはバレますかね?)

    競争心もほぼ0です。負けず嫌いではありますが。

    んでもって、中学受験に対するスタンスも、

    「いや、他人がそうしたいんなら止めないけど、

    わざわざ高い金払って行く必要なくない?」ってカンジです。

    なんか、大した能力ないのにこんなん言うと負け惜しみにしか

    聞こえないとは思いますが、そこは人生いろいろ、というトコです。

    この記事はそんなヤツの甘っちょろい戯言です。

    でも、月丸はそれを信じていきたいわけです。


この記事については、ちょっとコメントくれるとありがたいです。

もしよければ、ですが。お暇な方、カモンです。

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月丸のハートはガラス製のニワトリなのです。