一番元気なラブラドール。

 

     

 

    ひばりヶ丘の新しい家に来て、しばらくお外にいました。

    でも、おうちに入りたくてしようがありません。

    サッシュの間から、少しで出たカーテンを引っ張ったり。

    サッシュの隙間に鼻を入れ広げ、そっと部屋に入りフローリン

    グに寝そべったり。

 

   <脱走>

    そのうち、庭の柵のドアの開閉を、散歩のたびに僕らがするの

    を見ていて、日中、家人が留守の時に脱走をはかりました。

    

    気が付いて、保健所・警察署・交番・役所など、あらゆるところ

    に届け探しましたが、見つかりません。

    心配していると、4〜5日経って、警察から電話か掛かって来て

    保護してくだされた方の電話番号をお聞きし、翌日に東伏見まで、

    引き取りに行きました。  

    道路を一匹で、トコトコと歩いていたので、危ないと思い車に

    乗せて保護してくれたそうです。

    ここでも、保護してくださった方に、なついていたそうです。

 

    今度はまた脱走しない様に、鍵付きでオートバイ用の鎖で入口を

    厳重に施錠し安心していました。

    

    ところが、あの鍵のナンバーを合わせ、また脱走。ガーン

    口で鍵をガジガジと噛んでいるうちに、ナンバーが合ってしまった

    ようです。

    また関係各所に連絡して、半径200mぐらいのところまで、迷い犬

    のポスターを貼りました。

    やがて、1週間も経った頃、保護してくださった方から連絡があり、

    引き取りにいきました。

    農家の方でしたが、犬を飼っておられ、そこに迷い込んだそうです。

    その御宅のワンコは「女の子!」ニコニコ

    僕たちの心配をよそに、毎日散歩を3回/日にしてもらい、食事も

    沢山食べて、女の子と好い気に遊び、ご機嫌でした。

 

   <お家の中> 

    脱走を2回も繰り返し、これ以上よそ様にご迷惑をかけられないので

    結局、家の中で買う事になりました。

    定位置は、皆が集まる食堂のテーブルの下、タオルケットに包まって

    います。  そして次は今のソフアーの上がお気に入りの場所です。

    ラブラドールは、元来おとなしい犬です。

    でも、時々大はしゃぎをします。  家の中を駆け回り、二階に駆け

    上がったと思えば、地下のパーテイールームへの階段をずっこけて、

    転げ落ちたりと大騒ぎです。

    雨などで、少し散歩が足りないとかは、元気を持てあますようです。

    

   <子守>

    当時、孫がよく来ていましたが、孫にされるがままに、遊んででくれ

    ました。立ち上がる

    馬乗りになり、耳を手綱のように引っ張っても耐えて怒りませんし、

    危ない所に行くと、体を間に入れて守っていました。

 

       

 

       

 

 

   <旅行>

    今は、旅行に行くと「ペット可」の宿泊設備は多いですが、当時

    はなかなか無く、馴染みの旅館に頼み込んで離れの廊下にゲージ

    を持ち込んで、泊まりました。

    山へはジープで良く行きましたが、テントで一緒に寝ますが、

    この犬種は水が大好き、すぐに川に飛び込んでびしょ濡れになり、

    「ブルブル」をしながら擦り寄って来て往生しました。

 

    そのうち、ペンションでペットと泊まれる宿も出来、便利になり

    ましね。

 

    お利口さんな犬でしたが、本来は元気はつらつの犬。

    訓練したと言っても、訓練士の方や僕や妻には、絶対服従ですが、

    子供達を少し甘く見るようで、子供に散歩をさせると興味を持った

    ものが急に現れると(猫ちゃんなど)、突然走り出すこともあった

    ようです。

    仲良くしようと、猫のそばに行っても、猫に「にゃ〜!・シャーッ!」

    と威嚇されると、お座りするか、スゴスゴと逃げるしてしまう小心者

    です。

 

      

 

    次は 秩父に越してからのお話し・・・。

                            (続きます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

       

 

      ワンコの「ビー」は、血統書付きの男の子、獣医さんに健康診断

      の時、太鼓判を押してもらうほど、元気な子でした。

      仔犬の「ビー」が家に来た時には、子供達も大きくなり、一人

      部屋が必要と感じたので、ひばりヶ丘に家を新築中。

      今迄の家は、延べで60㎡は有りましたが、背形した時1階を車庫に

      したので少し手狭、銀行のローンも終わったので、ワンコも遊べる

      少し広い土地にしました。

 

      新しい家には、テラスに子供達と一緒に組み立てたログハウスの

      犬小屋をつくりました。

      2ヶ月で来たワンコも6ヶ月になり元気ハツラツ。

      外のお家で、最初はご機嫌が悪かったワンコも慣れると、庭を縦

      横無尽に走り回り、ご機嫌です。

      そこでも、せっかく植木屋さんに植えてもらった植木を、喰い千切

      ったり、引っこ抜いたりの大暴れをしていました。

 

      ある日事件がおこりました。

      娘(中学生)が、ワンコを散歩をさせている時、人懐っこい「ビー」

      は、下園中の幼稚園生に向かってじゃやれついて、園児の一人に飛

      びついて倒してしまいました。

      それで、保護者のお母さん方に、娘がとても怒られてしまいました。

      身体も大きくなり、力も強くなり始めたので、あらためて訓練をし

      なければと、おおいに反省し、早速「しつけ教室」を探しました。

 

      ツテをたどっていくと、千葉の柏に警察犬訓練所があり、そこで

      預かってもらう事になりました。  訓練所がいっぱいなので、

      所長さんの自宅に預けることになりました。

 

      当時は、犬の訓練所は少なく、どこも一杯なので、仕方なく遠方

      ですがお願いしました。

      約束は、最初の3ヶ月は月/1回の面会、残り3ヶ月は飼い主の訓練

      で月/2〜3回の面会で、約半年(6ヶ月)預けてくれとの事。

      通うのに、ひばりヶ丘から柏の先でしたので、片道3〜4時間掛かり

      道が混んでいて往生しました。

 

      さて、6ヶ月の訓練後、卒業証書をもらって家に帰って来た「ビー」

      は、散歩にもピタリと左側につくし、横断歩道では一旦止まる、猫

      を追いかけない等、とても良い子になっていました。

      僕と歩くと、アイコンタクトを取りながら、真面目に歩きます。

      2〜3ヶ月経ち、子供たちが散歩させると、きちんと指示しない

      ので段々と、勝手に動く様になりましたが、前の様にムチャはしな

      くなりました。

 

        3〜40年前の散歩風景

         

 

      

        

 

 

      今は、ドッグランなどに施設は有りますが、当時は全く無く、

      山や河原などに連れていきました。

 

      ステーションワゴンの荷室に、ドイツから取り寄せた金網のドッグ

      ガードをつけて、荷室に入れましたが、カーブのたびゴロンゴロン

      となり、ゲージを積み込みその中に入れて、遊びにいきました。

      山に行くときは、ジープにゲージを積み込み、近場ではセダンの

      後部座席、運転席と助手席の間に頭を出して、おとなしく乗って

      いました。

 

      仔犬の時や写真が少ないのは、当時フイルムでしたので、整理の

      度にネガを確認せず捨ててしまい、後悔しています。

      

 

      この後、「ビー」の病院通いを、書いてみます。

      ワンコの忘備録と、思ってください。

                             (続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      先日、警察犬を卒業した「シャルロット」の本を読みました。

      その「いたずらぶり」や、大型犬なりの可愛さを思い出し、

      ラブラドールを飼っていた時のことを、書いてみます。

 

      かれこれ、34〜5年前の事ですが、勤めの帰りに近くの「こX

      ペットショップ」によく寄り道していました。

      そこのサークルに、人気の犬種は、よく変わりますが、何時も

      ぽつんといたのが、ジャーマン・シェパードでした。

      何時もみていて声をかけるので、僕にすっかりなついていました。

      なかなか耳が立たず、じゃれて遊ぶのでシェパードの威風堂々

      さが有りません。 店主とも仲良くなってしまい、この子引き

      取りませんか?と言われてしまう始末。

      僕は、少し大きくなったワンコですが、好きな犬です。

      犬を飼うのに、自分一人では決められませんので、家で家族会

      議、次の日曜日に観に行くことが決まりました。

 

      当日、行くとシェパード君、喜んで「大はしゃぎ!」みんなに

      飛びついて、からだ中で愛嬌をふりまきますが、子供の一人が

      あまりの元気さに、怖気付いてしまいます。

 

      その隣に、ちんまりといた犬が、黄色いラブラドールです。

      犬を飼うならラブラドールが良い! 自分たちで世話をする

      から、こっちの「ラブラドール」にしてぽしい。

 

      確かに、売れ残った少し大きく元気だワンコより、可愛い

      モフモフのブラドールに子供の人気が集まるのは致し方ない。

      当時はラブラドールは、ほとんど見かけない珍しい犬種でした。

 

      僕の大失敗!  有無を言わせず、いきなり連れて帰ったほう

      が良かったかと思いました。

 

      結局、「ラブ」連れて帰ることになり、ご主人から「ラブ」に

      「お前は、シェパードの幸せをもらったんだぞ、ご主人たちに

      沢山可愛がってもらえよ!」と声をかけられ我が家に来ました。

      ぼくは、後ろ髪を引かれる思いでしたが、2頭は飼えないし・・。

 

      数日後お店を尋ねると、前の日に別の人にもらわれて行ったと

      聞き、安堵しました。

      

 

      ジャーマン・シェパードの仔犬。 このように耳がまだ立って

      いませんでした。 活発な子でした。

       

 

      ラブラドール・レトリバーの仔犬。 大人しいが悪戯坊主!

       

                   写真は、ネットから頂きました。

 

      名前は、協議の結果「ビー(Bii-)」と名ずけられました。

      これからが、ワンパクワンコとの闘いです。

 

      しつけは、わりと楽でした。

      トイレも食事・散歩も問題ありません、ゲージの中で休みます。

      子供たちとも、仲良く遊んでいますが、歯が鋭いので注意です。

 

      ある日、昼間のお留守番、帰って来たらぐったりして息もも荒い、

      すぐに、近くの久我山動物病院に。

      色々検査をし診てもらったら、・・・何か食べましたね!

      色々考えましたが、思い当たるところはない。

      台所も、全て食料も含めて食べる物は外に置いていない。

      思い当たったのが、システムキッチンの流しの裏に「ゴキブリ

      団子(小粒)」を置いた事、よく奥に手が入ったものです。

      そしで手に点滴の針を刺され、大人しくし「伏せ」をしています。

      2日間の入院となりました。

 

      少し大きくなると、歯が痒いのか噛み癖が・・・・。

      テーブルや椅子の足を「ガジガジ」 おもちゃを与えても本物が

      良いのかソフアーの足や座面を「カジカジ」!

      どこの子犬も通る道ですが、この子は特にひどかった。

      空いた部屋に入れておいたら、籐の衝立・椅子・テーブルが全て

      壊されました。

 

                               (続く)

 

 

 

 

     近藤史恵『シャルロットの憂鬱』です。

   

       

 

 

 

       

       シャルロットは六歳のジャーマンシェパード。

       警察犬を早くに引退し、二年前、浩輔・真澄夫妻のところに

       やって来た。

       ある日、ふたりが自宅に帰ってみると、リビングが荒らされ

       ており、シャルロットがいない!

       いったい何が起こったのか。

       いたずら好きでちょっと臆病な元警察犬と新米飼い主の周りで

       起きる様々”事件”。

 

       この後、ベットの下で耳をペタンコにして、ぴいぴいと鼻を鳴

       らすシャーロットが見つかります。

       ここでネタバラシも何ですが、リビングを荒らしたのは、シャ

       ルロットではありません。・・・彼の名誉のために・・・。

 

       これは、六話おさめられている、第一話(シャルロットの憂鬱)

       です。

        1    シャルロットの憂鬱

        2   シャルロットの友達

        3   シャルロトとボーイフレンド

        4   シャルロトと猫の集会

        5   シャルロットと猛犬

        6   シャルロットのお留守番

 

       見た目は怖いジャーマンセパード、でもとても優しい、飼い易い

       犬ですが何しろ、図体が大きい。

       ぼくは、犬や猫がだいすきで、とても癒やされます。

       犬の、飼い主に対する忠誠心・甘える仕草・お茶目なところ、本

       を読んでいて、昔買っていたワンコを思いだします。

 

       続きがあったので、まとめてご紹介!

 

 

 

       近藤史恵『シャルロットのアルバイト』

 

        

 

       

        ジャーマンシェパード「シャルロット」のつづきです。

 

        2022年にこの本の第一版が発行されているので、コロナの

        頃に書かれたと思われます。

        第一版(シャルロットの憂鬱)は、2019年に出版されて

        文庫本でしたが、今度は単行本に出世しています。

        極上のコージーミステリーに出来上がっています!!

 

        息苦しい日常生活、そして、無神経なやり取りささくれだつ

        、心を癒してくれる存在、

        元警察犬のジャーマンシェパードとの日々は、いつだって賑や

        かで不思議な世界。

        迷った時は、深呼吸をしよう、彼女がそばにいてくれるから!

        謎に迷い、犬と暮らす喜びに満ちたストーリーを、読んで

        みませんか。        

       

        ぼくは、大きな犬(ラブラドール・レトリバー)と、小さな犬

        (イタリアン・グレーハウンド)を飼っていたことがあります。

        もちろん、一頭づつですが、その体験談も何時かの機会に

        お話ししましょう。

 

        まずは、その前に、この本を読んでみて下さい。

 

        この本では、五話が納められています。

 

        1   シャルロットと迷子の王子

        2   シャルロトと謎のお向かいさん

        3   シャルロトと紛失した迷子札

        4   シャルロットの迷子札

        5   天使で悪魔のシャルロット

 

        動物好きでなくても、読んでみて損はありません。

        心が休まります。

        僕の、オススメの本の一冊です。

        二冊一度でなく、一冊づつ読んだ方が良いかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

       昨日は、久しぶりの雷雨。

       篠つく様な雨と、ものすごい雷鳴。

       秩父盆地の周りの山に、落ちているようです。

       家から100mぐらいの山に、ピカリ!と同時にドスーン

       2〜3回近くに落ちた後、停電。

 

       昔から言われるように、雷さまは怖いな!

       妻が居間から、二階の書斎まで逃げ込んでいきました。

       昔、ワンコが居た頃は、ぼくのところに逃げ込んで、腕の中で

       「ブルブル」と震えて居た事を想い出しました。

       通電の後、パソコンが起動しない・・・あせりました!

 

       日向で起きた地震の後、一週間の災害予防の週間が設けられ

       ました。

       その時、皆さんの意識も地震・津波に向けられ、防災意識を

       大分高められたと思います。

 

       でも、この1週間が終わったから大丈夫と思わないで下さい。

       今回は南海トラフの端、南西部での地震です。

       その後、南海トラフでは神奈川県や紀州沖で、小さな地震が

       続いています。

       茨木県や福島浜通りでも、M5.5クラスの地震もその後あります。

       大地震は、殆どが前触れもなくやって来ます。

 

       東京直下地震も心配で、今回の南海地震注意のように、ほかの

       地域も十分な警戒.準備が必要と思います。

       東南海や直下型地震が発生すれば、日本は、壊滅的ダメージを受

       けます。

 

       日本を通る偏西風の蛇行により、日本近海の海水温度は異常と

       思われるほど高くなっているのは、ご存じと思います。

       それによる日本の気候は、亜熱帯から熱帯に変わろうとしてい

       ます。  農作物・漁業にも大きな変化がみられます。

       

       いくら、車をEVにしたところで、大きな変化は望めません。

       他国のメーカーや合弁会社が「ソーラーパネル」を大規模に

       敷設していますが、パネルの雨水は谷を深くするだけです。

       パネルの下の土は「保水力」がなくなり、やがて気候変動の

       集中豪雨に耐えきれず、土砂崩壊の危険性もあります。

 

       ロシア・ウクライナやイスラエルなどで、戦争が伝えられます。

       世界中のEVより、多くのCO2を戦車や砲弾などで出しています。

       ひとつまみの人間の『欲』によります。・・愚かですね・・・。

       先ずは、戦争は即時やめてください。

       また、気候の変化によって大規模な火災(山火事)などが発生

       しています。

     

       ますます劣悪になってゆく、自然環境、・・後戻りは出来るの

       でしょうか。

       ここで世紀末を向かうほど、人間は愚かではないと思いますが、

       未来の人々に夢を託すことしか方法は無いようです。

 

       日本の政治も、私欲にまみれた人びとが「うじゃうじゃ」と

       居ます。

       本当に日本の国民を『幸せ』にしてくれる人は、いるのでしょ

       うか、総裁選挙も若手も候補者の下からは「古狸の鎧」がチラ

       チラ見えます。

 

       年寄りの「たわごと」です。・・・ご容赦を・・・。