どなたかこの子を生き返らせて下さいと母親は死んだ我が子を抱いて町を呆然とさ迷っていた。
私はその子を生き返らせることが出来る。という見知らぬお方が現れ、その子を生き返らせるには、ケシの実を頂いてくるようにと言われた。ただし、死人を一人も出していない家庭のケシの実でないとだめだ、という。
母親は、必死になって町中を探した。
見つかりましたか?
どこの家を訪ねても死人を出したことのない家など何処にも見つかりません。
そうです、生きとし生きる者は必ず死が訪れる。とある見知らぬお方はこの世の条理を説いた。
戦後、日本人の平均寿命は、1947年の当時、日本の男性が50歳、女性が55歳だったのが、2020年では男性が81.64歳で女性が87.74歳と30年以上も男女とも平均寿命が延びた。
ちなみに、隣国のロシアの平均寿命は1980年では67.03歳で2022年で72.55歳で日本に比べると70歳を境に変化が小さい。寒いからウオッカのようなアルコール度の高い酒を飲んでいるからだろうと推測する。

私も若い頃、六本木でアルコール度数70のウオッカを飲んで六本木の町のど真ん中にあるお墓の墓石を抱いて寝たことがあった。
ロシアで酒を禁止したらスーパーから砂糖が消えたそうだ。ロシアは半端な寒さじゃないから酒は欠かせないという。
最近、あるお一人の82歳の男性の歌手が、認知症を打ち明けていた。
人のお名前を思い出せなかったり、同じことを言ったりで一般に言われる認知症の症状が出るらしい。
だけど、歌詞は間違えず歌えるようだ。フォーク歌手のように、目の前に譜面台があって歌詞を見ながら歌えたら、私もギターを弾きながら歌える。自分でつくった歌詞を覚えられないという。
   歳には関係ないが私など若い時から、ど忘れしたり、商売をやっているときは人のお名前を何千人と覚えて来たが商売から遠ざかるとすっかり忘れている。アレ~誰だったけ?
医者に相談すれば加齢ですべて解決する。
何だか世間の認知症は加齢が原因、徘徊は早く寝すぎるから深夜の時間つぶし、迷子になって行方不明。加齢と諦め一件落着、夜更かしの勧めで解決する。そんな単純じゃないとザワメク。
ある歌手の認知症は立派な個性だと思って包み隠さず明るい笑いに変えられれば愉快だ。認知症歌手として再デビューだよ!
That‘s a Good idea
4、5人でコーラスを組んでいるグループは一人も間違えられない。だから、グループの解散が早い。
それは、仕方ない。人間様にもそれぞれ耐用年数あり人によってさまざまな症状がでる。100歳超えてもピンピン生きている人、80歳の前で弱弱しく寝たきりの人、まちまちだ。シングル歌手は歌と会話で人を引き付けられる。認知症は武器だ。しっかりしろよ!
私が57歳の時、脳出血で命は幸い助かったが後遺症が残った。半身不随で歩けなくなった。早速、車の免状も取り消された。執刀医が出来るだけ速くリハビリをしたほうがいいと病院を転移した。長いリハビリで立つことから多少歩けることが出来た。
退院後、車いすで私が始めたコーラスの会のメンバーが残っていたので、あるホームに慰問にいった。帰りに見送りにきた入所者の方に「お大事に」といわれ洗礼を受け
我を知った。入所者の方を元気づけようと来たのになんてこった。
 車いすはその日から放棄し、懸命のリハビリで杖で歩けるように努めた。
スペインの建築家アントニ・ガウディによる未完作品で、着工から100年以上経った今でも完成していないスペインのサグラダファミリア。完成予定は2026年とされています。
完成は衰退の始まりというから、おそらく、完成はないのだろう。
ガウディは1926年6月10日、ミサに向かう途中、階段を踏み外して、路面電車に跳ねられて亡くなったと聞く。身なりが浮浪者のようだったので、まさか、あのガウディとは思わなかったのだろう。手当てが遅れて亡くなられたようだ。(満73歳没)私も73歳だ。
ガウディの最期の言葉に「ねえ君、すごくいい話があるんだ。 明日その話をしようね」と、一人の彫刻家に話をした、という。すごい話ってなんだろうね。
彼の亡骸はサグラダファミアの中にあるようだ。私もサグラダファミリアの内部は先日、テレビ画面で初めて見さしていただいたが、天井は天に伸びており、光はステンドグラスで操られて、彫刻は今にも動きそうで活きていた。
100年前から建築しているようだが、完成はないのだろう。完成は衰退の始まりと、建築家ガウディが身をもって訴えたのだろう。
老後は、みんな通る孤独な世界。暗証番号の鍵のかかった閉鎖的な部屋。誰もが部屋の中で最期を待つのか、
かつて、60歳は火鉢で暖炉とり酒のトックリを灰に半分埋め温めてチビチビ酒を飲んでいた、爺さん。
今では世間は徘徊といって爺さん、婆さんの通る道もある。
人生100歳以上の方は、2024の統計では女性が1809名、男性が216名いらっしゃる。
ある人は、何が100歳というけれど長生きしていいことがない。と本にしたためて現状を話しておられた。
   昨年、義父が93歳で亡くなり、共の友人だった方も亡くなり、お葬式は寂しいものだ、誰も知人が見当たらない。若い人は世代交代と涙の一粒もでない。長生きも考えようだ。
65歳で現役を卒業して脳みそへの刺激がなければ、誰しも生き仏状態だ。
ラジオの深夜放送でご高齢者が多く聞いておられる。私も昔は深夜番組も聞いていたがこんな深夜まで聞いておられるご高齢のファンがいることに驚いた。
ちがうんだよ!深夜に起きて夜明け前まで聞いておられるようだ。
 今日も有線放送で尋ね人の行方を放送していた。