トコトコトコ
誰か、亜利瑠の後ろからついて来たと感じた瞬間。
バコーン
亜利瑠の頭に、学生鞄がヒット!
思わず目が飛び出しそうになる。亜利瑠は、屈み込む。
「力入れすぎちゃった」
悪びれず、テヘっと舌をだす。
亜利瑠は、負けじと頭を抱えながら怒鳴る。
「お前なぁ!なんのうらみでこんなことするんだ?」
「他の女の子に、デレデレした罰!」
亜利瑠の幼なじみで、同じク ラスの女子、椿(つばき)だ。
「お前に関係ないだろ?」
「そんな事言う?冷たい人だね。さぞかしいい夢みれば・・・」
あっかんべーをして、椿は先に帰っていった。
「こぶできた・・・いちち」
頭のこぶをさすりながら、亜利瑠の家につく。
「母さんただいまー」
玄関の扉が閉まる。
ドリーム
終わり