恋しい人魚22 | 兎のなんでも日和

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ヤドカリのカリーは、島を散歩中。何やら海岸に黒い物体を発見!


恐る恐る近付くと人間だったので、生死を確かめるのを忘れ、海の中に潜り。両手をスクリューのようにかきながら、オオダコのオババの所に報告にきた。


「こんな所まで、よくきたなカリー・・・はて?お前さん泳げたかい?」


カリーは、我を忘れていてオババの言葉にハッと現実にかえった瞬間。口から酸素が抜けて、溺れそうになっているカリーの口の中に、オババがポイッと何か入れた。


「全くおっちょこちょいだね。ほら息を吸ってみるんじゃ」


カリーは、大急ぎで海水を吸い込んだと思ったら、酸素に変わっていたので、苦しくなくなり、海の中で呼吸が出来る。


「さすがオババ、伊達に長生きしていないぞ」


「褒めているのか、けなしているのかわからない子だね。ありがとうぐら言うもんじゃ」


「オババ助けてくれて、ありがとう」


カリーは、頭をかきながら、珊瑚を探す。


「何キョロキョロしているのカリー?」


「わ!!珊瑚!?」


珊瑚を探していたのに、至近距離で珊瑚の顔を見たら、カリーは、心臓が飛び出るくらい驚く。


つづく