ヤドカリのカリーは、島を散歩中。何やら海岸に黒い物体を発見!
恐る恐る近付くと人間だったので、生死を確かめるのを忘れ、海の中に潜り。両手をスクリューのようにかきながら、オオダコのオババの所に報告にきた。
「こんな所まで、よくきたなカリー・・・はて?お前さん泳げたかい?」
カリーは、我を忘れていてオババの言葉にハッと現実にかえった瞬間。口から酸素が抜けて、溺れそうになっているカリーの口の中に、オババがポイッと何か入れた。
「全くおっちょこちょいだね。ほら息を吸ってみるんじゃ」
カリーは、大急ぎで海水を吸い込んだと思ったら、酸素に変わっていたので、苦しくなくなり、海の中で呼吸が出来る。
「さすがオババ、伊達に長生きしていないぞ」
「褒めているのか、けなしているのかわからない子だね。ありがとうぐら言うもんじゃ」
「オババ助けてくれて、ありがとう」
カリーは、頭をかきながら、珊瑚を探す。
「何キョロキョロしているのカリー?」
「わ!!珊瑚!?」
珊瑚を探していたのに、至近距離で珊瑚の顔を見たら、カリーは、心臓が飛び出るくらい驚く。
つづく