宝石の娘2 | 兎のなんでも日和

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部屋に通され、窓側に立つと、ザザザーと波の音がする。

「驚いたか?この城は海に面しているんだ。俺達の船もある」



「何故海賊が、陸にいるの?何故私をさらったの?」



「何故が多いな、ティンクとの約束をはたしにきたのに、この腕の傷覚えていないか?」

ティンクが傷をじっと見つめる。どこかで見た覚えがあるような?でも、騙されてるのかもしれない。



「私、その傷しらないわ」



「そうか、思い出したら言ってくれ・・・」

ラックが部屋から出て行く。



「思い出すも何も、海賊に知り合いなんていないわ、とにかく逃げなくちゃ」

そーと部屋のドアを開け、まわりを見渡した。



「なんだ、いないじゃない」



部屋のドアからそっとでてきたら、ラックが腕を組んでいる。ティンクは、びっくりした!

「どうしても帰りたいみたいだな」



「当たり前でしょ!海賊に突然つれさらわれたのよ!普通逃げるわ!」



「しょうがない、いったん帰すか・・・」



「え!?」

ラックがティンクをお姫様だっこをした。



「じたばたするなよ。屋根ずたいに又、戻るからな」



「変な海賊だわ」



「屋敷にもどしてやるんだ。そのかわり、俺が海にいる間に、思いだすんだぞ!」

ラックがティンクに言う。


屋敷は、警察がたくさん集まっている。

「近くでおろすから、後は自分で帰るんだ」



「私がアジトの事話すと思わないの?」



「ティンクを信頼してる」
ラックは、自信満々に答える。



ラックてただの海賊では、ないわ紳士的なところもあるし、体が大きいわけではないのに、力がある。

「あなた、本当に海賊なの?」



「ああ!海賊だよ。ティンクは、宝石のように綺麗な娘って町中で有名だ。有名人どうし、いいカップルになるだろう?」



「私には、婚約者がいるわ」


「いてもいなくても、俺には関係ない、俺のティンクだからな・・・」



続く


後書き


兎の場合ショート小説なので、すぐ終わる。長く書けたら、いいんだけど・・・。
ここまで読んで頂きまして有難うございます。
続きで、お会いしましょう。