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資格試験に欠かせないのが過去問演習ですね。


試験委員は、その資格に必要な能力を持っているか、問題を通して聞いてきます。


しかし、資格によって聞き方は異なるのだと私は考えます。


例えば、宅建などは難問を除けば過去問の知識で解けますし、すべて択一ですから過去問を数多くこなせば太刀打ち出来るでしょう。


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一方、行政書士試験は過去問演習だけでは受からないと言われています。


これは正しくもあり、間違いでもあります。


宅建の試験委員は、受験生が不動産取引に関連する知識を持っているのか、高額な物件取引をする上でお客さまを安全に守れるか、問題を通して聞いてくるのです。


行政書士の試験委員はどうでしょう。


行政書士業務の特徴は、法律でやってはいけないこと以外がやれることです。


宅建のように業務が決まっていればその分野の知識があれば良いですが、決まっていなければ問いようがありませんね。


試験委員が聞いて(試して)くるのは、行政書士になった人が業務を最後まで遂行出来るか、広範囲(未知)の分野に対応出来るかだと私は思います。


そう考えると、問題を作る試験委員の方は相当に大変です。


資格予備校などは、宅建と行政書士は民法がかぶるので、学んだ知識をいかして宅建の次は行政書士だと積極的に勧めてきます。(営業戦略上当然ですね。)


また、SNS上でも宅建から行政書士という見出しが数多く見られます。


これこそが、複数年受験者がなかなか受からない(過去問を繰り返しても合格出来ない)要因だと私は考えています。


先ずは単なる暗記中心から、分解して理解し整理する勉強への切り替えが必要です。


これは記述対策にも有効です。


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私達は子供の時からテストを受けていますが、その多くが過去問から出題されています。


つまり、テスト=過去問であるケースがほとんどでしょう。


特に入学試験の問題は世の中に多数存在し、たとえ新規に作っても過去問と全く同じ場合もあるでしょう。


そうなると、勉強量(いかに多くの問題をこなしたか)が重要です。


行政書士の業務で、受託した案件が誰も分からない、誰も経験の無い内容だった場合にはどうすれば良いでしょう。


時間はかかっても、最終的には自分で調べて解決する以外にありません。


その能力を試験委員は試してくるのです。


結論を言うと、勉強の仕方としては、


テキストや問題集のもくじに目を通し、それぞれの項目について最終的にはすらすらと人に説明出来るようになる。


過去問を見たら、その問題の大分類(民法、憲法、行政法等)は何か、次に中分類(民法なら財産法か家族法か)、小分類(意思表示なら詐欺か錯誤等か)は、と知識が整理できていることを確認する。


要は問題を解くというよりも、その問題を分解して整理するイメージを持つ。


宅建や他の(過去問で合格出来る)試験であっても、問題を分解しながら解いている人もいるでしょうが、合格するためだけに暗記中心に勉強してきた場合には、行政書士試験だと苦労すると思います。


それでも一通り分解出来るまでやり切れば、試験委員の意図も汲み取れ、またその経験は実務を行う際の強力な武器になります。


過去問の単なる繰り返しではなく、解く毎に解析度と整理力を高める勉強を心がけ真面目に勉強すれば、今度こそ合格証書が届くでしょう。