makoちゃんが逝ってしまってから、昨日で10年が経ちました。
午前中、お墓参りに行こうとしましたが、風が強くて、お供えする花も飛んでいきそうなので、風が弱くなるまで、待っていました。
[庭の卯の花]
午前11時、インターホンが鳴ったので、出てみると、11月に10時間の手術をし、その後、抗がん剤治療をして、今は自宅にいる姉と義兄でした。
姉とは、時々メールをしていましたが、コロナのせいで、お見舞いにも行けず、退院してからも、30kgも痩せてしまった姿を見せるのは嫌だからと、会ってくれなかったので、11月以来の再会です。
[庭のオダマキ]
「あら、今日は命日だったのね。お墓に行けないから ここでお線香を上げさせてね」
毎年、お墓参りをしてくれている姉のことだから、makoちゃんの命日を忘れるわけもなく、おそらく仏壇にお線香を上げにきてくれたんだと思います。
少しだけお茶を飲んで、話をして、
「握手していい?」と、細くなってしまったけど、とても温かい手で私の手をぎゅっと握って、帰っていきました。
姉が帰った後、風が止んだので、makoちゃんのお墓詣りに向かいました。
お墓参りが済んだあと、ついでに近くの公園でウォーキングしていこうと、公園の駐車場に車を停めて、歩き出そうとしたら、中学時代 仲の良かった同級生の車が❗️。
声をかけて、一緒にウォーキングしました(彼女はいつもは走っているそうです)。
彼女は、ずっと大学病院で看護師をしているので、姉の採血をした時に、声をかけられたそうで、姉のこともわかってくれていました。
色んな話をしたあと、
「ねぇ、心臓って鍛えられるの?。
低山登りをしていて、足はなんともないから、頑張ってどんどん登っちゃうじゃない。
でも、急に心臓がバクバクしだすのよ。」
「学生の時から、お勉強ができてさ、それでも さらに頑張らなきゃいられなかったusagiさんらしいね。
もっとゆっくり登ればいいのよ。心臓がバクバクしない程度に。
楽しいなぁ。って、景色をゆっくり眺めるゆとりをもって登るのよ。」
「あっ、心臓を鍛えるんじゃないのね。ゆっくり登ればすむ話なのね」
姉のこと、友人と会えたこと、makoちゃんから、プレゼントを沢山もらったようなシアワセな一日でした。
では、またm(_ _)m。