連日、大雨による洪水被害が各地で起きています。
思えば私も在職時に洪水被害の現場で調査に立ち会ったことがありました。
今日はそのことを書きますね。
まず、河川氾濫に伴う洪水被害も局地的な災害と広域災害に分かれます。
保険会社の現場調査員は人数が限られますので広域災害だと人数が間に合わず、自社の営業職員などを急造で現場調査員に仕立てあげます。
すると何が起きるかと言うと、担当者によって見立ての技術に差が生じます。
厳しく見立てる人と甘く見立てる人、その中間の人などが出てきます。
このようなトラブルを極力避けるためか、保険会社は被害者救済の名目で保険金支払いが甘くなることがあります。
また、広域災害だと一人で一日に多くの現場を調査しないといけませんので、細かいところまで見る時間がありません。
火災保険の水災は地盤面から45cm以上の浸水で保険金が支払われますので、例えば道路からかなり嵩上げされている住宅ですと、建物内の浸水がなくエアコン室外機が少し水に浸かる程度でも200万円の保険金支払いに該当した現場に立ち会ったことがあります。
私からすると、浸水していないのに保険金が支払われるの?!と思いましたが、見立ての甘い調査員だったため、顧客は大変喜ばれました。
同様の事案で他の現場に立ち会った際、その時の調査員は建物内に浸水していないので支払いの対象にならないと拒絶しました。
このように現場調査員によって保険金支払いの可否判断がされてしまいます。
どんな調査員に当たるかは分かりませんが、広域災害だと保険金支払いは体感的に甘くなる傾向にありますので被害にあったらまず保険会社に連絡しましょう。
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