今日はネット型自動車保険について書きます。
私は対面契約で仕事をしてきましたが、会社を辞めたタイミングでネット型自動車保険に切り替えました。
なぜか?
ネット型自動車保険はかなり安く、補償内容も代理店を通した契約と変わりないからです。
また、事故の場合ネット型自動車保険だと、ALSOKやSECOMなど提携している業者が現場に駆けつけてくれることも決め手の一つでした。
ここからは、代理店営業社員の目線(本音)で書きますのでご理解のほどお願い致します。
○自動車保険料について
代理店を通して契約していた頃に比べ保険料が安くなりました。約58000円が約39000円まで圧縮。
これは代理店に入る手数料(自動車保険料の20%前後)や保険会社の人件費等(社員数や各都市や地方にある支店支社のテナント料など)をカット出来るネット型自動車保険の強みです。
つまり、今支払っている保険料が100000円ならその20%である20000円くらいは安くなるかもしれません。ネット割引など含めれば最終的に50000円〜60000円台の保険料になると思います。同じ補償内容でですよ。
冷静に考えて今契約している保険代理店に保険料20%分の価値があるのか?と。ここかなり大事です。
○補償内容について
代理店を通して契約する自動車保険とネット型自動車保険の補償内容に大きな違いはありません。
基本的には以下の内容で契約しておくと事故の時に安心かつ思わぬ保険金を受け取れるのでお勧めです。
対人賠償保険 無制限(相手方の死亡(学生や医師など賠償額が億を超える)や後遺障害事案を想定して)
対物賠償保険 無制限(高速道路上の事故や精密機械を積んだトラックとの事故、あるいは店舗等に飛び込んで営業不能にした場合や高級車に衝突した場合などを想定して)
人身傷害保険 5000万円〜無制限の範囲で(自身や同乗者を死傷させた場合、特に高収入な人や子供(部活の送迎で他人の子供を乗せる場合)は最低でも1億円以上)
車両保険 時価額※ネット型自動車保険の場合は出来る限り上限値(車両同士の衝突はもちろん、最近多い天災による事故(台風竜巻雹、河川氾濫による洪水や土砂崩れなど)も想定して)
搭乗者傷害保険 死亡後遺障害1000万円〜3000万円(前回のブログに書いた通り)
入通院一時金10万円〜20万円
弁護士費用特約 300万円
個人賠償特約 無制限(自分や家族が自転車で衝突事故を起こした、スキースノーボードでの衝突事故、他人の物を壊してしまったり、デパートなどで商品を破損させたり、飼い犬が他人に噛み付いてケガをさせたりなど補償範囲は多岐にわたる。示談代行サービスで相手方と保険会社が直接やり取りし解決してくれる)
車両新価特約 新車購入時の車両本体+オプション価格※新車で購入してから7年経過前の車両に限る(車両保険が使える事故で修理代が新車購入時の金額の半分以上になった時に受け取れる、例えば5年前に200万円で購入した車が事故で修理代100万円以上となったら200万円が支払われ新車に買い替えられる。そんな大事故に遭わないよ!というあなたへ、事故でエアバッグが一つ作動するとそれを交換するだけで約30万円かかるのをご存知ですか?エアバッグが全て作動するような事故に遭うとエアバッグの修理代だけで100万円超えるかも、そこに鈑金修理や部品代がかかるので修理代100万円超えは意外とあります)
○事故対応
代理店で契約する決め手の一つに事故対応が挙げられます。事故現場に担当者が来てくれる安心感ですね。しかし契約上、事故現場に代理店担当者が駆けつけるなどと書かれていない、つまり事故現場駆けつけは義務ではないのです。
代理店担当者が事故現場に駆けつけるのは顧客のことが心配だからというのもありますが、行かないことによりその後の契約がなくなったり信頼を失ったりするのを恐れるからです(本音)。
もしくは事故現場に駆けつけることで顧客に安心感を与え信頼関係を強固にし、新たな保険契約を勧誘する契機にしたりします。
本題、
代理店営業時間中の事故の場合
大口契約や他の顧客との商談中(基本的には留守番電話)あるいは他の事故現場対応以外であれば駆けつけてくれると思います。自分の経験談です。
代理店営業時間外の事故の場合
担当者のプライベートな時間のため現場に駆けつけるかどうかは個人の判断。特に夜間や深夜はお酒を飲んでいたり就寝中であったりと現場に駆けつけられないことがある。
以下、代理店サイドの視点となります。
担当者は時間外にいつ顧客から電話がかかってくるかもしれないというストレス(かかってきたら取らざるをえない)にさらされる。そして私が知る限り代理店では、深夜や休日に事故現場に駆けつけたからと言って特別な手当は出ない。あくまでも担当者の個人サービスになる。
それが仕事だろう!と仰る人もいますが、例えばそのような仕事に起因するストレスが原因でうつ病になった場合、労災はもちろん担当者は労務環境の改善を図らない代理店主を訴える可能性があります。
そうなると労基署が動きますね。そうです、ここです!
代理店経営者はそのようなトラブルを回避したいので、従業員が時間外に事故現場へ行くことがないよう代理店営業時間外の事故は保険会社の24時間事故受付センターに連絡するよう従業員にも顧客にも推奨します。
代理店で契約した人は、担当者から貰った名刺の裏に保険会社の24時間事故受付電話番号も記されていませんか?
代理店担当者もプライベートはありますから、お酒を飲んでいるから行けません、家族と旅行中なので行けません、子供の病院に付き添っているので行けません、映画館にいるので電話に出られません。こんなことがあります。
でも事故現場で不安に思っている人からすると、そんなの関係ありませんよね。万が一のときに現場に来てくれない代理店に高い保険料を支払って入っている意味はあるか考えると思います。
その点、
ネット型自動車保険の場合、保険担当者は事故現場に来てくれませんが(一部大都市圏を除く)、その代わり、ALSOKやSECOMなどの提携業者が駆けつけてくれます。彼らは現場で事故報告に必要な情報をまとめてくれます。
深夜でも事故現場で一人になることはないのです!
これは代理店にない魅力であり決め手にもなります。
とはいえネット型自動車保険の場合、お節介はしてくれないので、
『あなたが加入している代理店担当者が事故に精通し事故現場で迅速にレッカーの手配や代車の確保、相手方との連絡先交換、顧客が不安にならないようアドバイス出来る頼りがいのある人』ならば、保険料に変えられない価値があるので、そのまま契約されることをお勧めします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。