五月末までに小五算数の復習を終えます。具体的にはウイニングステップを最低3周。


で、六月から八月末までの3ヶ月で理社の復習を終えていきます。社会は、こちらの記事でも述べていますが、

調べ学習とメモリーチェックを使った重要語句の再インプットが主軸になります。


理科はやることを3つに分ける必要があります。

①重要語句の暗記

社会同様にメモリーチェックを使って再インプットを行ってください。

 ②調べ学習

社会同様、自由自在を使った調べ学習を行ってください。ここでいう調べ学習とは、自由自在の問題を解き、〇✖をつける。〇✖をつけるだけですよ。

多くの小学生はなぜか✖の問題の答えを赤で写したがるのですが、止めてください。あんなものは勉強した気になっているだけです。おそらく小学校で行われる「間違えた問題は赤で直しなさい」というおバカ指導の影響のためだろうと思いますが、答えを赤で書き写すことは直しでもなんでもありません。

5分インターバルを取ったら、✖の問題の解答を自由自在を使って探します。探したら自由自在の該当箇所に蛍光ペンで線を該当箇所にだけ引かせてください。

該当ページに付箋を貼らせてください。


これは9月以降に、付箋の貼ってあるページを読み返す復習のときに活きてきます。

ここで保護者チェックを挟んでください。超がつくほど真面目なお子さんでない限り、調べ学習を端折る子が続出します。特に「勉強をさっさと終わらせたい」というアタフタさんタイプの子ならなおさらです。


 

 

 ③計算問題

理科は暗記に加えて計算系の問題へのトレーニングが必要になります。そのため、調べ学習とは別に訓練をする必要があります。特にこの六月から八月はとにかく演習量を確保する必要があるので、合格トレインを一周することを目的にしましょう。

 

四谷大塚もその準拠塾である早稲アカも日能研も、そして当然SAPIXも、塾から出される宿題をやっていれば合格できる時代は終わったように思います。どんどん早まるカリキュラム。複雑化する問題。そしてクレーム防止のための網羅主義。40年前、30年前は「進学塾は目的達成のために利用するもの」という意識の保護者が大半だったと業界の諸先輩方が言っておられました。昨今は「塾は子どもの受験を任せるところ」という認識の方が増えたように思います。

しかし学習は健康に似ていて、病院に任せっぱなしではどうにもならないこともあるわけです。