渋幕の発表でした。
なぜこんなことが可能なのか
私が偏差値教の信者でないからということが大きいと思います。また、偏差値教の方の多くが80%偏差値、Aライン偏差値を受験の指標にするのに対して、私は50%偏差値、Cライン偏差値をベースにします。
偏差値は目安としては使いますので、無視も絶対視もしません。Cライン偏差値マイナス10の偏差値は少なくとも取れていないと入試問題を理解できませんので、その数値は求めます。渋幕の場合だと9月、10月の合不合で偏差値55を超えている必要はあります。
次に9月に過去問を前々年度から5年分を2周やってもらいます。今回だと2022年から2018年をやることになります。1周目をやる際には必ず、わからなかった問題の解説を読みます。そのうえで、まだわからない問題については質問をして解決し、わからないままの問題が一つもなくなるようにします。
普通にやると1年分の4科目をやるのに1週間程度の時間がかかります。10月の2週目から、過去問の2周目に入ります。これは、科目ごとに講師の目の前でテスト形式で実施します。この2周目で合格者最低点を超えられる年が何回あるかが重要です。勝ち越しなら問題なしですが、2勝3敗、1勝4敗だと期待薄になります。
第三に、最新の過去問を講師の目の前で科目ごとにテスト形式で解きます。この時に合格者最低点マイナス20点までの得点がとれば、十分に合格が狙えます。
過去問の得点でかなりの精度で合否は見えます。
が、やはり偏差値教の方は耳を傾けません。ろくに準備をしないまま、偏差値だけを信じて受験。全滅しています。偏差値70でも不合格、68でも不合格。塾の合格率を本当に下げてくれました。挙句の果てに自分の子よりはるかに偏差値が低く、下のクラスにいる子が4人も受かって、贔屓だとか言い出す方、最上位クラスの講師に八つ当たり電話をかける方とか出る始末。私は上のクラスの保護者会でも同じ話をしていますよ。
ともあれ、受かってよかった