さてさて。今回はサ○ックスに翻弄されたママの話。


サピ偏差38の万年Aクラスの息子さんを偏差値50の学校に合格させたいという。およそ10ポイント程度の学力上昇が必要です。6年生の9月から偏差値10上げるのには並々ならぬ学習量が必要なのは言うまでもありません。全体のスピードが上がっているマラソンでごぼう抜きをするイメージですよね。


学習量とは単純にいうと時間✕効率です。万年Aクラスの子であれば、一人で効率の良い学習を行えないことは明白です。パーソナルトレーナーが伴奏して学習を進めなければ時間を空費するだけです。個別指導塾か家庭教師を選択する必要があるでしょう。サピという集団指導塾で全く効果が出てないわけですから。


ここで、愚かな保護者の方は「効率」という言葉を勘違いされている方が多いと感じます。

効率が良い=短時間で済むという考え方です。


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個別指導で効率よく短時間で指導してくださいね。入試まで時間がないので。

あのー。効率上げても時間を短縮したら学習量は変わらないか減りますよね。


時間10✕効率2=学習量20

時間5✕効率3=学習量15


この単純な計算が何故かできない。そもそも偏差値10上げるために大量の学習量が必要なのになぜ時間を減らすのか。


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お友達がサピを続けるのでうちの子もサピはやめないので。だから時間がないんですよ。

日曜日もサピにいかなきゃいけないし。


サピの下位クラスによくいる親の典型じゃな

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あのね。2〜3年通ってて偏差値50に届いてないということは少なくともサピはお宅の子には合ってないし、効果もないんですよ。そんなところに毎週20時間以上も使ってるから時間が足りなくなるんですよ。


はっきりいいますが、こういう親は馬鹿です。我が子の勝負のときに何が大切でどこに時間を使うべきかまるで判断ができない。もし、偏差値を10上げるなら週に20時間、個別指導塾で授業をうけるか家庭教師をつけるかして、お宅のお子さんの時間を食い散らかすサピとやらを即刻やめて、20時間を家庭学習に使いましょう。お子さんが普通程度のやる気があればサピ偏差38が50の学校に合格することは十分可能です。


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個別や家庭教師は高いじゃないですか。

一対一の個別なら月18万ぐらい。家庭教師なら月20万ぐらいですね。サピやめたら十分捻出できると思いますよ。そもそもあと4ヶ月。サピ続けても40万位は使うわけですよ。あと40万ぐらいなんとかなるでしょう。だいたい、中学入ったら毎年200万位は学費が最低でもかかるわけですよね。

ここで金を惜しむぐらいなら最初から中学受験なんてやらなければいいんですよ。