サロン選びのコツPart.4【自分に合うサロンは存在しない】 | 現役美容師が美容学生の【知りたい!!】に応えるブログ

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「美容師」に興味はあるが実際どういう仕事?
何が大変でなにがやりがい?
そんなことに応えるブログです。

これまでのPart.1~3まで

サロン選びは【人生の選択】ということや【結婚相手を選ぶことと同等】

という話しをしましたが


今回は【それをぶった斬るようなテーマ】
でお届けします。




・・・


ブログタイトルだけ見ると

「え?」

思う方はどれだけいらっしゃるでしょうか。

これは紛れもなく真実であり、誰しもがそうだと思うのですが…


ハッキリ言います


「自分に合っているサロン」というのは存在しないです。基本的に。


「じゃあなんでそんな真剣に探さなきゃいけないの?」

「自分に合うかどうかが判断基準じゃないの?」


もちろんそうです。


自分に合うだろうなというサロン、それを真剣に探すこと、どちらも大切です。


一見この二つは、矛盾しているようですが、実はそうではないのです。

どういうことかなのでしょうか…


確かに

「今のお店は自分に合ってると思うので働きやすいです。」
「ここの環境が大好きで本当に感謝しています。」


という素晴らしい愛社精神を持った美容師さんはたくさんいらっしゃいますが


実はこれ、根本を紐解くと


【サロンがその人に合っている】


のではなく


【その人がサロンに合わせている】んですね。



これを聞いて、笑っちゃう人もいると思いますが


これは一休さんのとんちでも、ただの精神論でもなく、


紛れもない【真実】なのです。


辞めていくスタッフや、他の店に移るスタッフ

私もこれまで散々見てきましたが

みな異口同音に口にすることがあります


「(会社が環境が)私・自分には合わない」

ということを。これはみんな言葉は違えど必ず言います。


さきに正解を言ってしまえば


君が合わせられなっただけだよ(自分に責任がないだけだよ)

という結末になるんですが…


ほとんどのパターンは

・今の環境が厳しい
・我慢に耐えられない
・辛い、忙しい、遊びたい
・こんなはずじゃない

こういう理由で辞める子たちは、

その環境に合わせることが出来ないから結局

「環境のレベルを下げるしかない」です。



ですが“稀に”こういうパターンもあります

・今の環境がぬるい
・もっと厳しいところに飛び込みたい
・お金や結果は多くいらないから、とにかく体験・経験がほしい

こういう思考レベルの人はおのずと
正しい環境へと自分を自分で導いていきます。

これは稀ですからね、あまりいないです。


・・・

つまり結局なにがいいたいかというと


「だからなんですよ。」


求人票や先生のススメや
なんとなくという理由だけでサロンを決めるなというのは…

実際サロンを見に行ったり、
真剣に自分の判断で、
飽くまで自分の自己責任のもとで、選べというのは。



もっというと

実は、美容師を目指した時点でその

「自己責任」というのは

既に始まっています。

美容師やりたいという選択は、他の誰でも無く

【あなたが決めた事。あなたが自身がやりたいこと。】

もしも誰かに強要されているなら、辞めた方が良いです。


他者に決して安くはない学費払ってもらって、もしくは自分で払って

二年間「美容師免許取得するための勉強」に時間を費やして

やっと受かった美容室で辛くなって辞めて

気付いたころには「今までの時間と労力ははなんだったんだろう。」

次はどう生きていけばいいのか、わからない…


・・・

誰もがこんな結果を望んでいないはず…。

しかしこういう人がまだまだいるのも事実…

もういい加減やめましょう。

・・・


と、ついつい熱くなってしまいましたが、

私がいま言ったことは本当に大切な意識です。


まずはその環境に合わせることを努力する・・・

すると自分の知らなかった世界が見えてくるかもしれません。


今日も最後まで読んでくれてARIGATO☆


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という問い合わせがあればお答えします。

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全て答えられるかは微妙ですが、興味深いものに関しては

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