サロン選びのコツPart1【まずはイメージすること!】 | 現役美容師が美容学生の【知りたい!!】に応えるブログ

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「美容師」に興味はあるが実際どういう仕事?
何が大変でなにがやりがい?
そんなことに応えるブログです。

サロン選び。


それは言うなれば



【人生の選択】と言っても過言ではありません。




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よく言います「サロン選びは結婚相手を選ぶことと同じだ」



これ実は「全くそのとおり」なんですよ。



最終的なゴールは


ハサミをもって、ロッドで巻いて、ハケを使って

カットする、パーマを巻く、カラーを塗る。



例えばこういうことを組み合わせて、


デザインする=「美容師になる。」

(まさか「シャンプーだけで終わりでいいや!」そんな人はいないでしょう。笑)


みんな「美容師になりたい」っていう目標は同じなはず。



じゃあ、例えば仮に

美容学校を卒業して


3月31日に【美容師国家試験合格通知】が届いて

手続きして、国から【美容師免許】が手元に届きました。


「よっしゃ今日から俺・私は美容師だ!!!」




・・・



こんなことはないですよね??(笑)



もちろん免許ですから「法律的には」美容師です。


お金をいただいてなんら問題ありません。




ですがプロフェッショナル的に言えば」それでは



【ご飯は食べられません。】


要するに


【人様からお金を頂戴するには値しないレベル】


ということです。



美容師免許は飽くまで「免許証」ですので。


それではその資格をどこで活かすか?



まだ「資格」だけの状態のもの・自分自身を、


どのような環境で「資格」を超えた



「プロフェッショナル」や「クラフトマン(職人)」になるのか…ここが大事です。




まずそのための第一歩としては【イメージ】することです。




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最初は漠然でもいいです


「こんなふうになれたらな」「こういうお店で働きたいな」


毎日妄想してくだい。夢を見てください。自分に問い合わせてください。無料ですから(笑)




そしてそれをどんどん




具体的にしていきます。




「白シャツと蝶ネクタイで仕事したいな。」
「青山メインストリートのおしゃれなお店で働きたいな」
「両親のいる近くでこのまま地元に残ってまわりの人たちに囲まれながらやりたいな」
「一般雜誌じゃなく、業界誌のプロから指示されるような美容師になりたいな」
「給料と休みがとにかく保証されたいな」

「とにかく一流になりたいな!」

「サッスーンカット・NYドライカット・フレンチカットがいいな!」



どんどん具体化することが大事です。



そうすると、漠然としていた【イメージ】が自分の頭のなかで



洗練されていきます。



カタチのない、モノクロの雲のようなイメージが



カラーではっきりカタチとして、とみえてくると思います。




(どういう立ち振る舞いで、どんなファッションで、どんなお客様をデザインして、
カットのモーション(動き)はこんな感じで、共通の趣味の会話をしているのか、

休日は撮影でロケしてて…)




いま、5分だけでもいいです。




・・少し考えてみましょう。




・・・





・・・








いかがでしょうか。




それがまさに「自分がなりたい美容師像」=理想・夢



というふうになります。





「これがサロン選びにどう関係あるの?」




そんな声も聞こえてきそうですが、




まず、何故このような話しをするかといいますと、



はじめにそこの、自分のなりたい具体化された「イメージ」がないと、



全国20万件もある(国外を含めたらそれ以上)の美容室の中で



その「イメージ」を活かせる場所選び



もしくはそれに近づくための環境選びを、間違ってしまうからです。



自分が望んでいた場所や環境を


間違えてしまうとこれが例えば


「こんなはずじゃなかった!」「だまされた!」「なんだこの店は!」


と…


いわゆる【早期離職】という問題などにに発展してしまいます。

(まあこれは自分自身に問題があるパターンがほとんどですが、その話はまた別で…。)




長くなってしまいしましたが



つまるところ、サロン選び、就活において大事なことは



まず自分のしっかりとしたイメージを持ち、理想を描くこと。


具体的であればあるほどよい。のです。



まずはそこからはじめてみましょう!!



次回はサロン選びのコツPart2を書きます。



最後まで読んでくれてARIGATO!!!