昨日行われたU15リーグトーナメント決勝戦、1期生達が見事優勝を決めました。
この決勝戦には3年生のA,Bをバランス良く分け前後半総入れ替えで臨みました。
事前に子供達にも伝えましたが〝3年生全員を出してあげる〟ではありません、〝3年生全員で優勝しに行く〟です。
だから事前にこうも言いました。
準備が出来てなければ出す事は出来ない、また試合に出ても弱気なプレーをしてたら即交代すると。
事実今週1週間練習に来れなかった子と弱気なプレーをした子は出したものの交代しました。
〝出してあげる〟であれば最後まで出します、でもそれはサッカーにも、相手にも、何よりも本人に失礼だと思います。
それでもご家庭の事情と修学旅行で参加出来なかったソウタとユファン以外は3年生全員最後のピッチに立つ事は出来ました。
バランスよく分けたものの簡単ではありません。
この最後の試合にかける思いは何もバロンの選手だけではありません。
相手チームも一緒です。
相手チームの素晴らしいゴールで先制される苦しい展開、それでも後半ユウのゴールで同点に追いつき、アディショナルタイムにはタカヤのゴールで逆転。
最後はバロンらしい魂の逆転劇。
ジュニア時代もこの子達は幾度も終盤でのゴールで勝利を収めて来ました。
ただあの時は私が声を張り上げ、尻を叩きました。
今回は私はほぼ指示も出さず、珍しくベンチにも座ってました。
そしてこれがこの子達の成長です。
これはこの決勝戦に限らずここ数週間のTRでも私はほぼアドバイスらしいアドバイスは出しませんでした。
子供達がピッチの中で自分達で解決してました。
〝最後に優勝〟
一番綺麗かもしれません。
でも…
常々言いますが大事なのは結果ではないんです、課程なんです。
私は昨日負けたとしても自分と3年生で約束した事に後悔はしませんでした。
あの一瞬の優勝より、彼らの3年間の過程が大事です。
時に苦しみ、時にもがき、時に涙し、時に笑い合った3年間が人生において大事な3年間です。
まだ終わりではありませんが
とりあえずお疲れさん。
1期生がみんなでよかった。
チョンコーチ