神奈川県警は19日、電車内で女性を隠し撮りしたとして、県迷惑行為防止条例違反(みだらな行為の禁止)容疑で、鎌倉署地域課の警部補(47)を書類送検し、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。警部補は同日付で依願退職した。

 警部補は「女性がきれいだったので撮影した」と供述。自宅のパソコンには約200人分の女性の画像があり、「趣味だった。不快な気持ちにさせる行為だと分かっていたが、下着を盗撮するのとは違うと思っていた」と話しているという。

 同条例は公共の場所や乗り物で、人に恥じらいを覚えさせるような行為を禁止しており、県警は警部補の隠し撮り行為が該当すると判断した。

 監察官室の調べでは、警部補は非番だった7月26日午後、横浜市営地下鉄下永谷―蒔田駅間の電車内で、向かい側の席に座っていた女性(37)をデジタルカメラで撮影した疑い。

 女性は一緒にいた長女(6)を撮影されたと思い、蒔田駅で警部補を駅員に突き出した。