舛添要一厚労相(58)と「ミスター年金」こと、民主党の長妻昭衆院議員(47)
による「年金バトル」
が9日、衆院予算委員会で初めて実現した。長妻氏は「舛添大臣の答弁にはガッカリした」などと挑発したが、受けて立つ舛添氏は普段の鋭い舌鋒(ぜっぽう)を封印し、冷静な対応に努めた。注目の対決は、終了後に長妻氏が不満を漏らすほどの静かな幕開け。「第2ラウンド」が待たれる。
強奪場面も 福田康夫首相(71)も出席した衆院予算委員会で、初日から実現した因縁のカード。両者の火花が散った。
先に仕掛けたのは、野党側のトップバッターで質問に立った長妻氏だ。国民年金の受給資格があるのに未申請の人数の公表を迫ると、舛添氏は「今のシステムでは不可能」とつれない返答。すぐさま「ちょっと舛添大臣にはがっかりいたしました。今の答弁は」とチクリ。世論調査などで「期待する大臣」の筆頭で名前が挙がる舛添氏のプライドを刺激した。
「我々(民主党)は政権交代すればこんな冷たいことをしません」など長妻氏の挑発は続くと、ディベートでは百戦錬磨の舛添氏は「既に修正作業を指示した。約1か月後に数字が出る」と反論。生来の負けん気の強さを見せ始めた。
率先して挙手し、答弁の機会をうかがう。長妻氏が増田寛也総務相(56)に質問したにもかかわらず答弁を“強奪”。「社保庁への不信感が国民の間に広がっているという認識は私も全く同じ」と訴えた。さらに福田首相への質問にも、首相を押しのけて登場。長妻氏の「総裁、総裁」という声を無視し答弁に立った。
長時間半分 使ったが… 5回の答弁に終わった舛添氏は、再三の野党のヤジに冷静さを保った。大臣就任以降、テレビ局が企画する「舛添VS長妻」の出演依頼には「国会で勝負する」との理由ですべて断り、備えてきた。委員会後、記者団に感想を聞かれ「もうちょっと発言したかったけど、なかなか機会が回ってこなかった。残念だ」と悔しさをのぞかせた。
一方、長妻氏は1時間15分の持ち時間の半分を年金問題に費やした。委員会後に「舛添さんももう少し踏み込んだ発言があればありがたかったけど…。“ゼロ回答”だった」と不満げな様子。注目の第1ラウンドは、両者痛み分けに終わった。
強奪場面も 福田康夫首相(71)も出席した衆院予算委員会で、初日から実現した因縁のカード。両者の火花が散った。
先に仕掛けたのは、野党側のトップバッターで質問に立った長妻氏だ。国民年金の受給資格があるのに未申請の人数の公表を迫ると、舛添氏は「今のシステムでは不可能」とつれない返答。すぐさま「ちょっと舛添大臣にはがっかりいたしました。今の答弁は」とチクリ。世論調査などで「期待する大臣」の筆頭で名前が挙がる舛添氏のプライドを刺激した。
「我々(民主党)は政権交代すればこんな冷たいことをしません」など長妻氏の挑発は続くと、ディベートでは百戦錬磨の舛添氏は「既に修正作業を指示した。約1か月後に数字が出る」と反論。生来の負けん気の強さを見せ始めた。
率先して挙手し、答弁の機会をうかがう。長妻氏が増田寛也総務相(56)に質問したにもかかわらず答弁を“強奪”。「社保庁への不信感が国民の間に広がっているという認識は私も全く同じ」と訴えた。さらに福田首相への質問にも、首相を押しのけて登場。長妻氏の「総裁、総裁」という声を無視し答弁に立った。
長時間半分 使ったが… 5回の答弁に終わった舛添氏は、再三の野党のヤジに冷静さを保った。大臣就任以降、テレビ局が企画する「舛添VS長妻」の出演依頼には「国会で勝負する」との理由ですべて断り、備えてきた。委員会後、記者団に感想を聞かれ「もうちょっと発言したかったけど、なかなか機会が回ってこなかった。残念だ」と悔しさをのぞかせた。
一方、長妻氏は1時間15分の持ち時間の半分を年金問題に費やした。委員会後に「舛添さんももう少し踏み込んだ発言があればありがたかったけど…。“ゼロ回答”だった」と不満げな様子。注目の第1ラウンドは、両者痛み分けに終わった。