７月５日（金）に行われた県西大会２日目。対戦相手は何度も悔しい思いをさせられた古河二中。古河二中が対戦相手と分かり，勝つためにはどうしたらいいかみんなで考えたのが，「ハイプレス」＆「ショートカウンター」だった。練習の中では，連動したプレスの練習，ボールを奪ったら切り替えを早くして攻撃につなげることを繰り返し行ってきた。
前半立ち上がりを集中していこうとみんなで確認をしたが，緊張していたのか，動きがかたく，プレスはかけたが，前半で２失点をしてしまった。その後，気持ちを持ち直したが，得点は奪えず前半０対２で折り返した。
後半，このままでは終れない，三和中のサッカーを見せないで終れないという気持ちがピッチの上で徐々に表れ，パスがテンポよくつながりはじめた。「ハイプレス」「ショートカウンター」の場面を何度も作り，中盤では落ち着いてパスを回し始めてた。中盤から前線へパスを供給するが，なかなかシュートまで結びつかず，ゴールを奪えなかった。後半善戦はしたものの，０対２で敗戦。３年生の夏が終わった。
今までの古河二中との戦いでは見られなかった落ち着き，そして最後まで諦めない姿が見られたのがよかった。勝負の世界では，勝ち負けがはっきりとつく。勝利からだけでなく，敗戦からも多くのことを学ぶことができる。今までの自分の努力，一緒に戦ってくれた仲間，周りで支えてくれた人たちへの感謝の思いをもって、これから先の人生を歩んで欲しい。
written by nao