『パパにディフェンスはやるな。FWをやれ
って言われてる』
低学年の試合で
そんな言葉を聞いた事のある
指導者の方はたくさんいると思います(笑)
すぐに余談となりますが…
親から◯◯をやれ!とか言われている子より
『どこでもいいよ。』って言う子の方が
高いレベルにいく子が多いです。
どこのポジションが適正か…というのは
自然に分かってくることですからね。
やらせたくても向き、不向きがあり
でも、だからこそ誰でも活躍できる
可能性があるのがサッカーというスポーツです。
さて、本題ですが
サイドバックをやっているお子さんを見て
『ウチの子、サイドバックか…』
と感じる親御さん
また選手本人も
『うわー、オレ サイドバックかー』と
感じる子も少なくないと思いますが…
昔と比べてサイドバックの価値観が
大きく変わってきています。
そんな事はもう世界レベルのサッカーでは
今に始まったことではなく
それがジュニアサッカーでも
同じような感じになってきています。
では、どのように変わってきたかと言うと
最近のゲームはインテンシティ
皆さんがよく聞く言葉では“強度”
(時代時代に流行るワードがあります)
その強度を求める流れが強くあり
プレスは速く、当たりは強く
特に中盤のボールの奪い合いでは
バチバチと体をぶつけ合うような
ゲームが多いです。
そこから中盤では
昔いたような“ファンタジスタ”と
呼ばれるような選手ではなく
ボール奪取する能力に長けている
ファイター型の選手が多く配置される
ようになっています。
(さらに最近では奪取もできる、運べる、繋がるようなハイブリッドな選手が出てきています。)
中盤ではバチバチとした奪い合いでは
とにかくゆったりと出来る時間がない…
では、どこで比較的時間が持てるのか…
となった時に…サイドバックなのです。
ジュニアサッカーでもよくよく見てみれば
1番多くボールを触るポジションって…
サイドバックだったりしませんか?
チームのスタイルにもよりますが
(試合展開にもよる)
ピルドアップの段階でも
最初にボールが回ってくる事も多く
そこから配給される場面がすごく多いのです。
だから、そこからの“質”が低いチームは
当然、良い攻撃に繋がらない事が多く
すぐに相手ボールとなり試合のペースが
なかなか掴めません。
『なんでこのチームはボールが回るんだろう?』
って感じた時、
つい中盤の選手に目が行きがちですが
その多くがサイドバックの選手が
技術が高い、運べる、蹴れる事が
多いんですよね。
もちろんセンターバックも然りですが…
自チームごとで恐縮ですが
でも、チーム関係者専用ブログなので(笑)
昨年のチームは近年の中でも
技術が高く、ポゼッション型のチームでした。
中盤に絶対的な選手もいましたが
両サイドバックの技術の高さがポイントでした。
派手さはないものの、コントロールミスが
少なく、スピード出さなくても運べる
繋ぎの成功率も高い、時間も作れる
選手達でした。
色々と試行錯誤はしましたが
身体能力の低い、サイズもない選手達
最終的に行き着いたのは
技術の高い選手を並べて
ボールキープ率を高める事
守備をする回数を減らすことでした。
強度の高い試合
トーナメントで勝ち上がっていけば
いくほど、サイドバックにかかる負荷は
高くなりましたが、そこでのプレーの質の
高さに何度も助けられました。
今年の6年生でも右のサイドバックを
任せていた選手の成長が大きかったです。
それほど技術が高い選手ではありませんでしたが
徐々に技術がついていったのが分かるほど
成長が止まらなかったです。
(無敵の1on1という強みもあり)
全日本予選での陰のMVPでした。
個人的にも最近は
プロの試合を観ていても
中盤の選手よりサイドバックの選手の方が
華やかさも感じるようになってきてます。
保護者の皆様もポジションの
イメージを少し変えてみると
観戦するのも楽しくなると思います。
【近年のサイドバックの選手の進路】
(スタメン選手)
クラブ与野×2
横河武蔵野
ソルース埼玉
Forza'02
ノールチシティ
FC東京むさし
STFC
三菱養和巣鴨
ではでは。
