去年と同じく、4人組で私の車で片道1時間半かけて今年も行ってきました、長尾寺の菜懐石を食べに。
年に2回春と秋に10年前から菜懐石を食べさせてくれます。
昨年秋に行ってとても良かったので今年もということになって、予約を取ろうとしても1ヶ月待ちでやっと取れました。今回を最後にしばらく菜懐石はお休みになるそうで、しっかりと味わってきました。
長尾寺に着いたのが11時半ごろで、食事の時間まで30分あったのでまずはお参りをしました。さすがに四国88カ所の87番札所なのでお遍路さんもいっぱいお参りに来ていました。
少し早かったのですが、本坊膳所に一番乗りで入れていただきました。すぐに、お食事場所に案内されました。
畳の上に、低い椅子と膝掛けが準備され、両側の窓からは素敵なお庭が見えています。
<菜懐石のお料理>
旬菜:胡麻豆腐 穴子と茄子の一口すし 八寸 椀
椎茸ステーキ レンコン 里芋の湯葉包み つけ蕎麦
栗御飯 和三盆ゼリー
<別室にてお抹茶とお菓子>
床の間に飾られていた掛け軸「本立而道生」と書いて、「本(もと)立ちて、しかるに、道生ず」と読むそうです。
意味は基本に基づいてやっていれば道が開けるといったような意味だと教えていただきました。
お菓子は、長尾寺の名物「甘納豆入りおはぎ」で、お抹茶は写真を取り忘れましたが、ご住職の奥様が嫁がれてきたときに嫁入り道具として持参されたお茶碗でいただきました。
本当にどのお料理もおいしく、器もお庭も素敵だし、楽しい時間を過ごさせていただきました。
また、再開されるのを楽しみに待ちたいと思います。