昨日はご近所の手芸仲間たちと昨年も見せていただいたお宅と、その方のご紹介でもう1軒お雛様を中心に、手作りの作品を見せていただきにいきました。
まずは初めての「O様」宅へ
玄関に入る前から驚きは始まりました。
勝手口の方に車を置かせてもらったのですが、降りるとすぐに絵手紙の「虎」達がお出迎え
紹介してくださった方のお話では、絵手紙を趣味でされているとのこと
=玄関を入ると=
=仏間に入ると=
まず目を引いたのが
<椿>
新作だそうですが、本当に見事です。
壺には本物の椿の葉に縮緬などで作った手作り椿が…
壁に掛かっているのも椿のレイです
<素敵な鳳凰>
一番高い買い物だったそうですが、こんなに色の残った古布はもう今後でることがないと思って購入し,
屏風にされたそうです。
<壁には>
<床の間には>
お雛様や手作りタペストリーなど
<打ち掛け>をタペストリーに
写真で紹介したのは、ほんの一部です。所狭しと、手作りを中心に、気に入って買い求めた作品など「和」のものがセンス良くアイディア満載で飾られていました。
=客間にはいると=
<桜の絵>
下の写真は喪服に、自分で絵を描かれてタペストリーに仕上げていました。
絵手紙の作品もすばらしいですが、このように布に一気に1日くらいで小さい頃見て育った桜の風景などを何も見ずに書き上げた作品がたくさんありました。あまりにたくさん飾られていたのでほんの一部だけ載せています。
訪問した私たちのためにお茶菓子をこのように素敵なお膳に一人一人しつらえて、もてなしていただきました。
3時間も居座っていろいろ作品を見せてもらったり、お話を聞かせてもらったりして帰ろうとすると、今度は仕事場に案内していただきました。
=仕事場=
もちろん商売としてされているのではなく、趣味で絵手紙や小物、服、バックなど本当にアイディア満載の作品がここで生まれているようです。
もう、圧倒されつつ感動した0宅を後にして、昨年もおじゃましたF宅へおじゃましました。
<F宅>
F宅の玄関のお雛様は昨年も紹介したので、これ1枚だけですが、お雛様の後に少しだけ見えているパッチワークの作品は1年くらいかけて作られた大作です。布も古布ばかりで今は手に入らないようなものを、大事に大事に柄を生かしつつ、傷んだところをどのようなパッチワークで埋めていくか考え、この作品は合う色がなかったので墨汁で、濃淡を変えながら染め分けてパッチワークしたそうです。
とにかくキルトも細かくしてあるので、洗濯機で洗えるそうです。もちろんこの作品は墨汁で染めているので洗えないそうですが…。
お座敷に飾ってある何点もの大作に感銘を受けて、おじゃましました。
今回2軒もおじゃまさせてもらいましたが、0様は発想の豊かさで、何でもすぐに形にされるパワフルさを
F様は緻密に仕上げていく根気強さを少しでも見習いたいと思った半日でした。