大学時代の恩師がお亡くなりになりました。
昨日、訃報の一報が入り、お通夜、今日は告別式に参列してきました。
先生はかぞえで、92歳でした。
11月には卒業生で先生を『囲む会』を計画していましたが、『偲ぶ会』になってしまいました。
毎年大学時代の仲間と夏に同窓会をしていますが、4,5年前に同窓会をしたときにみんなで先生の家に行きました。
先生が、とても仲のよかったご主人様を亡くされていたのを漏れ聞いて、遅ればせながらみんなでお参りに行ったのです。本当に仲のよいご夫婦だったので、先生はとてもお寂しい思いをされていたのでしょが、背筋もピンと伸び、上品で茶目っ気もあり、大学時代と変わらず私たちの憧れの先生のままでした。
今年になって、突然お電話をいただいたときのことを思い出します。
いつものお元気な声で、
「年賀状を出したと思っていたのに、出し忘れていたのよ。ごめんなさいね。
お仕事辞めたのだから、少しは時間が出来たでしょ。遊びにいらしゃいな!」
と言われて、すぐに行っておけばよかったなと、後悔しています。
もうすぐお会いできるのを楽しみにしていたのに…。お電話をいただいたときに、なぜすぐにお会いしに行かなかったのか?
後悔先に立たず
今できることは、今しよう
と肝に銘じた日でした。